②プロット「青鬼は泣かない」
前回のイラストから、
プロットを作っていきます。
文字数(空白・改行含む):510字
文字数(空白・改行含まない):475字
行数:28
400字詰め原稿用紙:約2枚
プロット
1【カグツチは生まれた時、炎にくるまれていた】
2【鬼の肌は赤いが、カグツチの肌は青色だった】
3【差別され育つカグツチ】
4【鬼は、人間を奴隷にしていた】
5【カグツチは、人間の子供をにがしてしまう】
6【鬼ヶ島を追放される】
7【ツバキに拾われる】
8【ツバキは、人間だが、キメラをつれていた】
9【生き物には心がある事をツバキから学ぶ】
10【ツバキの一味になる事を誓う】
11【次々と鬼を倒す】
12【奴隷を解放】
13【鬼の長と、ツバキの一騎討ち】
14【三日三晩戦い続け、満身創痍のふたり】
15【弱った二人をカグツチが襲う】
16【カグツチは、二人を倒して、
赤鬼も人間も支配すると宣言する】
17【ツバキと赤鬼は協力して反撃、
モモの刃がカグツチを貫く】
18【敗れたカグツチは、二つの民族の均衡が
傾いたとき必ず滅ぼすと叫び】
19【城から飛びおり海に身を投げ行方不明に】
20【赤鬼は、人間と共存を誓う】
21【ツバキは、カグツチが人と、
鬼のために敢えて悪役をかった事に気がつき、
涙をながす】
22【大陸に流されたカグツチ。
その身体を貫く刀はツバキの神業で
急所をはずされていた】
* 今回は、プロットのアイデアとして、昔話と昔読んだ絵本の発想をベースにして骨子を作っています。
有名な話なんで、知ってる人は気がつくと思います。
こうゆう事を好評すると、オリジナルじゃないの?パクりじゃない? と言ってくる人もいます。
しかし、物語のアイデアは、天から降ってくるものでもなく、頭の中に勝手に涌き出るものではないです。
物語の構成そのものは、誰もがどこか過去に知ったものであり、発想はその記憶の組み合わせです。
昔話や、過去に感動した物語をアレンジしてみるのは、自分のオリジナルの発想が何処で生まれるかの発見もできる素材として、最適だと思います。
ただし、誰かが作った物語を丸まま写したもの、書き直しただけのものはいけません。
過去の物語を参考にしたい場合は、
著作権を調べましょう。
・物語の構成なら、作者の死後80年を過ぎたもの 。
(例えば、「桃太郎」を書き直すのはOK 「泣いた赤鬼」を書き直すのはNG)
・アイデアは、著作権はとくになし。
(例えば、「きび団子」あげたら仲良くなる「友達の自己犠牲の展開」ならOK)
よりよい作品が作れるようがんばります。 よろしくお願いいたします。