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フットサルF2リーグ・ボルクバレット北九州。その華麗なる「北九州スタイル」の未来。

試合のレビューは「キタキュースタイル」の方に書いたので、
こっちはいつも通り感じたことを個人の主観でつらつらといきます。

8月31日ボルクバレット北九州対デウソン神戸(北九州市立総合体育館)。入場者数2512人。
ボルクバレット北九州の記録なのはもちろん、現在のFリーグ全体から見てもなかなか出せない数字なのでは。

ちなみに8月15日にレベルファイブスタジアムで開催された、天皇杯アビスパ福岡対清水エスパルス戦に行ったんですけど、
その時の観客数が確か2200人くらいでした。(うち清水サポ約300人)
ついでにほんの数年前、J2本城時代のギラヴァンツ北九州戦では2000人台って割とよく見ました。
1000人台も何度か見ました。
まあ比べるもんでもないんですが、とにかく2500も入ったというのがそれだけ衝撃だったという事です。良い意味で。

「バレット祭」ということで、様々な業界とのコラボイベントやグルメ等で、試合以外の部分でも会場全体を盛り上げようという仕掛けを作り上げた関係者各位の努力が結果として残ったことは本当に素晴らしいと思う。
8月23日に筆者が担当するFM KITAQの「FORZA KITAQ」に出演して下さった、北九州市立大学地域創生学群プロスポーツ実習の学生の皆さんもイベント運営等ではつらつと活動してて、会場の活気作りに一役かってました。
若い人たちが楽しそうにしてるって理屈抜きに絵になるのよね。

これはどこのスタジアムでもアリーナでも言えることなんですけど、
ボランティアとして活動する方々の存在があってこそ、無事試合が開催されてるんだと思うんですよね。
みなさん「自分達頑張ってる!(どやっ!)」とアピってまわることなく、ひたすら縁の下の力持ちとして動いていらっしゃるわけで。
ありがたいことです。
感謝の気持ちを忘れんようせないかんよね。
この日も入場者が多かっただけに、より忙しくて大変だったと思います。
皆さん本当にお疲れさまでした。

肝心の試合は10-0という結果。
北九州圧勝!(河野外務大臣風)
特別なイベントを打ち、多くの方々が集まった時にしっかり勝つって本当に大切。
ただ、前半から完全にワンサイドゲームになったせいで、勝ちを確信して試合終了前に帰ってしまう人もそこそこいた模様。
人の心理と行動って複雑。

それにしてもだ。
北九州のプレーの美しい事と言ったら。
時に流麗な連携、時にエッジの効いた個人技。
去年から見てきて、本当にチームのカラーというのが明確になってきたなあと感じる。
戦術とか分からん私だが、「華麗なる」とはこういうことなのかと。
ボルクバレット北九州・馬場監督の
「ボルクバレット北九州のカラー、スタイルを更に確立していきたい」
という言葉の示している方向は既に表現されていると思う。
フットサル愛好者や他のチームのサポーターの方にも是非その辺どう感じるか伺ってみたいところ。


最後に、私がこの日一番印象に残ったのが、会見時の馬場監督のコメントにあった言葉。
「3年前は地域リーグで、観客50人位の中で試合をしていた。若松のフットサル場でやっていた時代の事などを思い出すと感慨深い」

そう。私が新聞記事でボルク北九州の存在を知ったのもその3年前だった。
3年という時間は長いのか短いのか。
次の3年後はどんな景色を見ているんだろう。チームも、関わる人達みんなも。

※余禄
試合前のデウソン神戸の集合写真のポーズに思わず注目。
こういうのも面白いね。


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