お腹の脂肪がやばかった2020年、子宮筋腫もやばかった。  その2(子宮全摘出手術のお話) 無料

✴︎注意 文章内に、これから手術のご予定などで不安を受けたくない方や出血に関わる表現が
苦手な方には相応しくない内容があります。 
同じような病気の方の参考になれば幸いですが、あくまでも一個人の病気の治療記録です。ご感想やご意見はご自身の責任の下、ご自身の発信媒体でお願いします。


前回、本人からも忘れ去られた子宮内膜症は忘れてしまう状況にあったわけで。

子宮筋腫の方は成長はゆっくり、大きさも人並み、痛みなし。故に一歩、治療に出遅れた感がある。無事に手術も済んだ今考えると、もう少し早く治療に取り組む状況だったなと。

私の場合、筋腫本体は40代後半でゆっくり5〜6㎝ぐらいに成長。痛みなし。毎年検診を受けてました。

けれども手術になる前年の夏、外出中に、
「人間てこんなに出血し続けて死なないの⁇」という出血量になった日があった。
朝から多い日用のナプキンを換えても換えても30分も持たない。腰掛けている状態だと確実に服に付くので、電車は勿論どこでも立って過ごす事になったその日は、娘の進学先の学校説明会など、やっと組めた予定を終日詰めていた。移動中に新しい下着や足りなくなったナプキンを買い足してしのぎ帰宅は夜。
風呂場で洗う衣類はいつまでたっても赤い水が出る。黒いスカートだったのでどれだけの惨状かは分からなかったけど。
そのまま夜間にオムツタイプを付け、かつ取り換えているのに背中から経血が溢れてくる。「ヤバイ私、朝、目が覚めないかも」と、娘に自分が就寝中死んでいた場合の110番などを伝えたりして睡眠を取る。妙に元気で頭もハッキリしてるけどそれはアドレナリンが出てるだけで、就寝中に心臓が止ったりするかもなど、色々しながら。
でも翌朝ちゃんと起きれた。
急いで婦人科を受診する為に気合いで起きる。

女性医師に「筋腫が年々大きくなってくると子宮も大きくなるので出血量も多くなるんです。確かに多量の経血で危険な場合は起きますが、今のお顔の色からしても緊急性は無いと思われますよ。治療をお考えなら、ピルか手術になります」

「そうか、こういうものなのか」と、納得して鉄剤を処方してもらいあっさり帰った。
当時、生理の日程に仕事を入れずに調整可能に出来てしまったのが、なんとも。
それから、外出が出来るような状況じゃない3日間を25日前後の周期毎に過ごした。
痛みがなくて(生理中は)ぐったりしてない、安静に過ごせるから、こんなものだと思って。

つづく。 お腹の脂肪までいかなったけども。

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