「責任」という言葉について深く考えてみた
こんにちは!あずきょーです!
先日会社の同僚と「責任は取るものなのか?持つものなのか?」について議論を交わしたことがきっかけで「責任」という言葉について深く考える機会がありました。
皆さんともその深く考えて調べてみた結果について共有します。
きっかけ
若手が仕事を自分の業務であると意識して進めるにはどうすればよいか?
について話をしていた時に、ふと同僚が
「責任を取る覚悟がいるよね」と言ったのです。
私はすかさず「責任って取るものじゃなくて持つものじゃない?」と返したわけです。
そこからずっと「責任を持つ」「責任を取る」は平行線をたどっていきました。
私の責任に関する言葉のイメージ
私は「責任」に関連する言葉はそれぞれ以下のイメージを持っていました。
・責任を持つ:問題が発生しても処置をする覚悟を持つ。
・責任を負う:問題が発生したため、処置をする。
・責任を果たす:問題が発生して処置をした状態。あるいは、業務や行いを最後まで完遂した状態。
・責任感:問題が発生しても処置をする覚悟のこと。
一方で「責任を取る」は「問題が発生したときに辞める」というイメージが強く、責任を持つ、負う、果たす、と真逆のイメージを持っていました。
「責任を持つor取る」論争に対する私の考え方
先述のイメージを持っていたため、私は…
失敗したら「責任を取って辞める」は責任放棄だ。
だから「責任を取る」はそもそも言葉として変だと思う。
失敗したらそれを認めて「責任を持って」正しく軌道修正することこそ正しい「責任」だ。
「責任を取る」なんてかっこよく言っているだけで、失敗した罰を受けているだけ。
一方で、株主の立場からすると、失敗した人に居残られるのは困るので責任を全て取って(被って)やめろ!となるのかもしれない。
という考えを持っていました
責任という言葉を調べてみました
「責任」の言葉の意味を調べたところ
①立場上当然追わなければならない任務や義務
②自分のしたことの結果について責めを負うこと。特に失敗や損失による責めを負うこと。
③法律上の不利益または制裁を負わされること。特に違法な行為をしたものが法律上の制裁を受ける負担。「民事責任、刑事責任」
引用:Weblio辞書
であることが分かりました。
ここで、責任に3つの意味があることを初めて知り、
責任を持つは①の意味、責任を取るは②の意味で「責任」という単語を使っているのだと気づきました。
これで腑に落ちて、結論としては「責任を持つ」も「責任を取る」も正しい使い方であることが分かりました。
日本語ってめっちゃ難しい。
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