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天気予報の精度が気になった話

梅雨に入って土日の天気予報が気になる時期になってきました。
先日も土日の天気予報が一週間前からずーっと雨の予報でしたが、結局全く雨が降りませんでした。
あまり予報精度が良くないなーと思ってしまったので、ふと天気予報ってどうやって予測しているのかなーと思いました。
そこで、今回は天気予報の予測方法を調査した上で、予報の精度について考えてみました。
先に申しておきますが私は天気予報の専門家ではないので、間違った情報があったらごめんなさい。一応調べて書いています。

天気予報の仕組み

ザクっと調べてみたまとめをここに記載します。

大きな流れは以下の3ステップ
①過去~現在の気象状況を観測
②過去~現在の気象データから未来の天気を予測
③予測データを基に人が最終判断する

①過去~現在の気象状況を観測
気象衛星「ひまわり」や地上気象観測「アメダス」を初めとした様々な観測方法を用いて観測しています。
それぞれに役割があり、たとえばひまわりは雲の動きを観測し、アメダスは降水量、気温、日照時間、風向風速、積雪を観測しています。
他にも様々な機器を使って、多くの気象状況を観測している。
これが毎日、毎時間分の観測なのでずいぶん膨大なデータになっているはずです。

②過去~現在の気象データから未来の天気を予測
観測から得られた気象データを基に数値シミュレーションを使って未来の天気を予測しています。
もっと具体的に言うと、気象状況に関する法則を数値モデル(方程式など)に落とし込んでコンピュータを使って解くことで未来を予測しているようです。
このシミュレーションの種類にはいくつかあって、予測する時間、空間の範囲によって使い分けをしているようです。

③予測データを基に人が最終判断する
この数値シミュレーションの結果をそのまま天気予報にするわけではなく、天気予報士がこのシミュレーション結果を受け取り最終的に天気を判断しているようです。

天気予報の精度について考えてみた

予報が外れた要因となる箇所は②と③。
②で予報のズレが発生する場合は、使っている数値モデルの前提条件に不足があることが考えられます。
ただ、実際の物理現象を全て網羅した数値モデルはないと思います。
もしあったとしても計算するために膨大な時間を費やすのではと思います。
そのため、確実に未来の天気が予測できるようになるのは難しいのではと思っています。

③で予報のズレが発生する場合は、あるとすれば気象予報士のジャッジが間違えていることが考えられます。
どうやってジャッジしているかまでは調べられなかったので、このジャッジが妥当かどうかはわからなかったです。
が、色々お天気アプリやテレビの天気予報を見ていると微妙に予報が違っていたりします。
この理由はそれぞれの天気予報会社が、独自で判断して予報しているからのようです。
予報の基となる天気の予測データは基本各社同じデータのようですので、気象予報士によるジャッジで各社のアレンジが加わるみたいです。
なので、そこのアレンジ部分で予報のズレが発生しそうです。

まとめ

今回は天気予報の精度について気づいたことを記事にしました。
天気について少し詳しくなった気がします。

ここまでつらつら書いて今更なんですが…
そもそも降水確率って100回予報したうちの〇〇回1mm以上の雨が降るという意味なので、0%、100% 以外は雨が降ろうが降らまいが予報は正しいということになるんですよね。実は。

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