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運行管理者試験対策#19

◆道路運送車両法関係(まとめ②)

ドライバーの熱中症対策、感染症対策に追われる りん。です!

今回も「車両法」について出題率の高い項目を解説します。

まずは、#16で先述した「点検・整備」についての補足。

◎日常点検 1日1回、乗務前

原則通り1日1回行わなければならないものと、適切な時期に行えばよいものがあります。

1日1回行わなければならないものは、制動装置(ブレーキ)灯火装置及び方向指示器です。又、タイヤについては、溝の深さが十分であること以外が含まれます。

適切な時期に行えばよいものは、原動機(エンジン)、バッテリの液量、ウィンドウォッシャー液、ワイパーの払拭状態です。

実務としては、点検項目を覚えておきたいところですが、試験対策としては、ポイントを押さえておけば十分でしょう。私は、重大事故に繋がる可能性が高いものが毎日点検と覚えましたw

◎定期点検 3か月ごと

◎点検整備記録簿 1年間保存

この2つの項目は、数字を押さえておきましょう。

【自動車検査証】

◎検査の種類は5種類

・新規検査・継続検査・臨時検査・構造等変更検査・予備検査

◎有効期間 原則1年 (但し8t未満が初めて交付を受けた場合は2年

起算日(有効期間のカウントを始める日)は、原則として交付する日又は、有効期間を記入する日。ちなみに検査標章に記載するのは、有効期間の満了時期となります。

ここでポイント! 過去問でよく見かける誤った文章として、「継続検査の際に交付した有効な保安基準適合標章を表示している場合であっても、自動車検査証を備えつけなければ運行の供にしてはならない」いわゆるひっかけ問題なのですが、車検(継続検査)を受けた時、フロントガラスの上部に貼られている紙が保安基準適合標章です。車検証が交付され、手元に届くまでは(記載されている有効期間内)この保安基準適合標章を表示しておけば、運行することができます。

近々でも告示がありましたが、天災等やむを得ない事由によって継続検査を受けることができないと認めるときは、期間を定めて伸長することができるという事も覚えておきましょう。

いかがだったでしょうか? 私は、車両法が本当に苦手でしたw

でも、ドライバーと点検・整備の話をしたり、実際に何かしらの不良を起こして、修理の打ち合わせをしていると、もしかしたら、一番好きな分野なのかも?と思います。いろいろと落ち着いたら、整備管理者の講習を受けに行く予定です。

次回は、道路交通法関係について解説します。

それでは、今日も一日お疲れ様でした!






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