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チャレンジ!エコドライブ!

エコドライブという言葉をなんとなく耳にした方も多いかと思います。
「エコドライブ実施中!」などのステッカーを貼ったトラックを見かけたことはありませんか?運送業界として、環境問題は大きな課題の一つですね。
CO2削減!大気汚染防止!と言ってもなかなかピンと来ないのも事実...。
そこで、私の所属事業所でチャレンジしたエコドライブを紹介します。

エコドライブとは?

エコドライブ=穏やかな運転
①環境対策(環境保全など)
②安全確保(事故防止!)
③経営改善(燃料費削減など)

https://jta.or.jp/wp-content/themes/jta_theme/pdf/kankyo/echo_drive.pdf

全日本トラック協会

合言葉はできる事から1つずつ!

数年前に配属された頃は、それはそれは…
エコドライブとは程遠いものでした(>_<)
どこから手をつけたらいいのか?長距離運行の運行管理がこんなに大変だとは思いませんでした。
しかし、運行記録やドライブレコーダーをチェックしていくうちに、うちのドライバー達の運転技術が優れていることに気付きました。
そこで、一人一人へ指導開始!
安全を確保するためには?事故を防止する為には?
これがはじめの一歩でした。はじめは猛反発をくらいましたが(笑)
まずは「今の自分にできること!」
↑ドライバーに言いつつ自分に言い聞かせていたように思います(^^;
安全な速度とは?安全な車間距離とは?
運行前点検の徹底!
運行終了後、「叱る」「褒める」を繰り返す毎日。
私自身も通勤時、運転に気をつけました。
自分が速度違反をしたら、目も当てられませんから…( ̄▽ ̄;)

成果!

指導を始めて1年くらい経った頃。
明らかに燃費が良くなりました。それは私よりドライバー達自身が気づいていました。給油量に違いが出てきたのです。ざっくりですが、1台1運行あたり50L以上削減できたのではないでしょうか?
※ちゃんとした数字は、また機会があったら紹介します。
もちろん車両故障も軽減しました。
はじめは、「目的地への到着が遅れる」「休息が取れない」「疲れる」と言っていたドライバー達でしたが、今ではゆとりのある運転を心がけてくれています。
中には、首や肩の痛みが軽減したと話してくれる方もいます。
これは、管理者にとってもドライバーにとっても良い事だと感じています。
今では、みんなで「安全運転」の技術を競い合ってくれていますし、どうすれば安全な運行ができるかみんなで意見を出し合ってくれます。

最後に

特に「エコドライブ」を意識して取り組んだわけではありませんでした。ただただ、ドライバーさんの安全!事故防止!が目的で始めた事です。
始めにエコドライブ=穏やかな運転とありましたが、
うちのドライバーさんが取り組んでくれた、穏やかな運転が結果的にエコドライブに繋がったという事です。
・法定速度遵守
・ムリな追い越しをしない
・排気ブレーキを上手に使う など
できる事から1つずつ!
「環境対策」と難しく考えるのではなく、「安全対策」「事故防止」「経費削減」を目標にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?




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