Spine to UE5のメモ

ちょっと苦戦したのでメモ

SpineからUE4,5へのデータのエクスポートに使用するランタイムツールは、spine公式がいい感じの頻度で更新してくれているいい感じのものがあるので、非常に助かる…のだけど、
色々インストールが必要だったり、表示がバグったり、それがバグなのか仕様なのか、使用者が少なすぎてよくわからなかったりと、ちょっと苦戦する。


導入方法は公式のこの動画がオススメ。

各ツールのバージョン

こだわりなければ最新版のRuntime→Spine→UE5の順で自動的に決める。
知識がない場合はbeta版は避けたほうが無難。
24年3月現在
spine runtime:最新のver4.1を使用する。
Spine:runtimeのverと揃える必要がある(?)。ver4.1.24(4.1~の最終版)で良さげ。
UE5:4.27~5.2まで対応。5.2で良さげ

Spineからエクスポートする際の設定

導入が完了したらspineからデータをエクスポートする。
以下注意点

・出力データ形式はバイナリを使用するとデータが軽い。JSONのメリットはリーダブルである点。多くの人はバイナリで問題なさそう。
・テクスチャアトラス:パックにチェックを入れる
・データが大きすぎるとUEでのバグの原因になってるかも?よくわからない。
他はデフォルトでOK。恐らく…
・テクスチャパッカー設定の乗算済みアルファのチェックを外す

テクスチャアトラスにチェックを。画像は入ってないけど
乗算済みアルファのチェックを外す

・クラウドストレージを出力先に使わない。
UE5でインポート時に既存アセットを置換しますか?という警告が出る場合多分それが原因。でも使っててもでなかったりするのでよくわからない。

UE5からインポートする

特に注意等は無し

UE5の設定

プロジェクト設定から、
・ブルーム
・アンビエントオクルージョン
・アンビエントオクルージョン静的割合
・自動露出
をOFFに
アンチエイリアスをTAAに。

これで過剰に光ったり、なんか変な残像が残ったりがだいたい解決した。
余計なものもOFFにしてるかも。他はいじってない。
カメラとポストプロセスはおまじないで実際は不要かもしれない。

プロジェクト設定
カメラ設定
ポストプロセスの設定

うまくいかない時

spineからインポートした画像が過剰に発光したり、ガビガビになったため、あちこち設定をいじって試しましたがあまり改善しませんでした。
一度0からプラグインをインポートしなおしたらなんか改善したので困ったときはリセットしてみるのもありかもしれないし、そうではないかもしれない。よくわからない。
あと4000*4000のデータから1200*1200ぐらいにしたのも関係あるかもしれない。

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