Trench CDレビュー

trench聴いているんだよ。このアルバム意外と評価は高いらしい。
Wikipediaを見るとFeel it stillと比べられたりしているよう。確かに裏声を多用した歌唱とビートのほどよい抜けは少し似ているかも。(TOPの公式YouTubeアカウントで過去作がほぼ聴けるので気になる人は試してみて)

Chlorineなんかはちょっとチェインスモーカーズ的な親しみやすさもありつつ歌詞はタイラージョセフっぽさが染み出ていますね。物語的奥行きと根源的な不安と憂鬱。それを上から覆い隠すような郷愁。反逆の赤いカーネーションっていう歌詞は甲本ヒロトあたりを思い出しますね。私は以前からタイラージョセフ≒甲本ヒロト説を唱えていたのでよろしく。文字列が完全に情熱の真っ赤な薔薇。あとこのオフィシャルビデオのギズモみたいなやつなんなんだろうね。ジョセフのIFかな? My bloodで恐怖のオチを見せてくれた心意気を私はまだ忘れていない。この生き物のこともめちゃくちゃ警戒しているからな……My bloodはこちら↓

そばにいて、いかなくてもいい。走らなくていい。いいんだ。


そういえば前作ですでにmy name is blurry faceって言ってたね。I got two faces,  blurriese one no meって言ってたな……Goner はそういう歌だった。

あれ? the Hypeのミュージックビデオ、家破壊してる。オープニング。人が胸をパカッとあけてそこに入っていく描写。Stressd outのときと同じく、友人宅で楽器を演奏する二人。天井を開けて、外へ出ていく。屋根の上にドラムセット、(なぜ?)歌い始めるジョセフ。家の前にはたくさんの観衆。Hypedってかんじでぶち上がっている。観客の少女が抱いているぬいぐるみはさっきのChlorineの動画に出ていたあの珍獣(どう見てもギズモ)

Not todayは家からでたくない歌だった。暇な人は歌詞を読んでみてくれ。どれだけ引きこもりの歌か読んでみたらわかる。

ハイプでは一旦外に出たものの、また家の中に舞い戻って穴をふさぐ。すべてがもとどおり。


前作のJudgeで悪の名がブルバキってなってしまったから、今作は仲間を集ってレジスタンスるする筋書きらしい。架空の街を出る。街を出た! ほんとに? ほんとうに出たのかなぁ……。ネオンに彩られた墓石の下にぼやけたほうを葬って、みんなの前に出て行ったけどやっぱりだめだったんじゃないかなぁ。。。結局またその墓石を掘り返す羽目になるんじゃないの? 

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