【私の推しキャラ】第2回 桜姫
皆様、如何お過ごしでしょうか?
先日「#私の推しキャラ」をテーマにした1回目の投稿をしましたが、今回もまた自分の推しキャラについて語って行きたいと思います。
それでは第2回目の推しキャラは
桜姫
桜姫は漫画「プラレス3四郎」”のみ”に登場する、物語のメインヒロインである吹雪今日子(以下、今日子)が操縦する女性型プラレスラー・・・
・・・なのですが、そもそも”プラレス”や”プラレスラー”とは何かを先に説明しなければなりません。
【予備知識】”プラレス”について
”プラレス”とは、漫画およびテレビアニメ「プラレス3四郎」の世界で実施・開催される架空のロボット競技で
「各種機器(動力源や電子回路、等)を内蔵した可動フレームに外装(プラスーツ)を装着した人間の1/6程の大きさのロボット”プラレスラー”を、”オーナー”(製作者兼操縦者)が操作用端末(当時のマイコン)を用いて遠隔操作で操縦し、1/6サイズのリング内でプロレスのルールに基づいて相手のプラレスラーと格闘させて勝敗を競う。」
という、1980年代の男の子達の代表的ホビーであったプロレス、プラモデル、マイコン(現在のパソコン)、ラジコン、ロボットの要素を融合させた競技になります。
※作品の詳細な情報については、Piziv大百科内のページへのリンクを貼っておきますので、そちらをご参照願います。
上記の予備知識を確認してお察し頂けたかと思いますが、桜姫は「1/6スケールのフィギュアサイズの人型ロボット」、要するに”ロボ子”とか”メカ少女”なのですね。
※桜姫および”ロボ子”の詳細な情報については、Piziv大百科内のページへのリンクを貼っておきますので、そちらをご参照願います。
ちなみに、桜姫は原作(漫画)のみのキャラクターで、アニメ版には登場しません。
容姿(形状)について
桜姫には”前期型”と”後期型”、そして”プラリンピア仕様”の3タイプがありますが、ここでは”前期型”と”後期型”について語ります。
前期型
前面の形状が大和撫子風の「パッツン前髪」を模した様なヘルメット(全面中央に大きな”S”マーク)
ヘルメット後部から伸びる黒くて長い大和撫子風の後ろ髪
ヘルメット側面の耳当てパーツの下からチューブの様に伸びる黒くて長い1束の横髪
胴体には白っぽい色のビキニアーマー(ブラジャーパーツ(肩当付き)&パンツパーツ(何らかの回路を股間部に設置))
両腕には肘上で裾を折り返しているピンクのアームカバーおよびビキニアーマーと同色の腕輪
両脚には膝上で裾を折り返しているピンクのレッグカバーおよびビキニアーマーと同色のハイヒール
後期型
ヘルメットとパンツパーツは前期型と形状は変わらず
胸部にはハイネック&短い半袖(ノースリーブではない)のスポーティーなトップス状プラパーツ
両腕両脚のカバーは廃されている
両手には前腕部中間まで覆っているプラパーツ
両脚にはふくらはぎ中間までハーフブーツ状のプラパーツ
全体的なカラーリングは強いピンク色(ヘルメットの”S”マークは青)
上記の容姿面での特徴から、前期型からは「お色気」というイメージが、後期型からは「アクティブかつスポーティー」なイメージが、個人的にはするのです。
なお、両形態ともに胸部プラパーツの下には(自主規制)。
作中での成長ぶり
初登場時の段階で、前期型自体の性能が低い上に操縦者(今日子)もプラレス初心者であり、更にはデビュー戦において対戦相手にブラパーツのカップ部分を外されて乳首を露出させられる等、数々のセクハラ攻撃に苦しめられた事もあって
ただのお色気要員
兼
ヒロインピンチ要員
としか見なされていませんでした。
その後も強敵相手に酷い目に遭い、その「やられている」様がどこか艶めかしく見えてしまい、お色気要員兼ヒロインピンチ要員振りを遺憾なく発揮しておりました。
ただ、作中において桜姫が誕生するきっかけになったのは、物語当初はプラレスに興味のなかった今日子が、主人公・素形3四郎(以下、3四郎)と彼のプラレスラーである”柔王丸”の戦いの日々に触発されてしまった事であり、
「3四郎と肩を並べて同じ景色を見たい」
という風な思いに至った今日子がプラレスの世界に飛び込んで、他社他者の助けを借りながらも桜姫を作り上げたのです。
そして、そんな今日子の”思い”を原動力に、今日子の操縦技術が向上し続け、後期型にバージョンアップした桜姫も(柔王丸をアシストするぐらいまで)強くなれたと思うのですよ。
加えて、柔王丸の修理の時間稼ぎのために数段上の強敵相手に立ち向かったり、敵に捕らわれてしまった際に形勢逆転のために自分の右腕を犠牲にしたり(※)と、柔王丸のためなら己を犠牲にする事を厭わないまでの「献身性」もしくは「健気さ」を、桜姫は随所に見せておりました。
※
Pixiv大百科の「プラレス3四郎」のページ内にある「プラレスラー」の項目において、「プラレスラー自体に自我の様なものがある」との説明があり、その時の桜姫も(今日子の操作ではなく)自らの意志で行動したと思われる。
そんなわけで
「ともに歩みたい」
「助けになりたい」
という思いこそが、桜姫というキャラクターの根幹にあると思うのです。
ちなみに、桜姫は弱々ですが、今日子自身は(物理的に)強いです。
(何せ柔術道場の師範代なので)
現実世界でも立体化?
連載終了から数十年が経っても、桜姫は「メカ少女」の代表格として人気が高く、それ故に前期型・後期型ともに立体物の商品化が為されました。
まず前期型ですが、ディーラー”TOY'Sブランド”(原型:藤浦冬威氏)によって2000年から2006年にかけて6種類のガレージキット(未塗装未完成品)が販売され、そのうち2005年と2002年に販売された作品が玩具メーカー”株式会社やまと”のPVCフィギュア(塗装済み完成品)ブランドである”クリエイターズ・ラボ”シリーズの17番目と18番目の商品として販売されました。
その藤浦氏によって形作られた桜姫のフィギュアなのですが、その全てが「1/6スケールのフィギュアサイズの人型ロボットである”桜姫”」というより「”桜姫”のコスプレをした人間の女性」というイメージで、個人的にはその様なイメージの方が非常に好ましく思っております。
そして一方の後期型も、2009年にグッドスマイルカンパニーより「figma 桜姫(原作版) JPWAタッグトーナメントver.」で商品化されました。
ワタクシが桜姫に惚れてしまった理由
ワタクシが桜姫に惚れた理由については、前回の司波深雪様と同様、「その外見(キャラクターのビジュアル)に一発でつられてしまい、惚れてしまった」と言っても差し支えありません。
ワタクシが初めて桜姫を知ったのは、本屋さんで売られていた「プラレス3四郎」の単行本を立ち読みした時でした。
そんなワタクシが立ち読みした単行本で桜姫(前期型)を一目見た時、「ビキニアーマーを着た黒髪ロングで大和撫子の美少女」という見た目が、当時幼いワタクシには刺激が強かったのでした。
何せ、原作(漫画)ではアニメ版と異なり、主要プラレスラー(特に人型かつ顔を露出しているタイプ)をまるで「表情のある人間」の様に描写しているため、桜姫を「ロボット」ではなく「人間の美少女」にしか見えませんでした。
加えて、前述の「柔王丸の修理の時間稼ぎのため」の戦いにおいて、あまりにも実力差のあり過ぎる強敵に対し、桜姫(前期型)が必死に抗戦している様や、その挙句に「メキシコの古(いにしえ)の儀式の生贄にされた処女(おとめ)」の様に”処刑”されてしまった姿に、当時幼いワタクシの中で何か強い”情動”が生じた様に記憶しております。
その後、桜姫が後期型に改修され、その「アクティブかつスポーティー」なイメージのためか、桜姫に対し上記の強い”情動”が生じる事はなかったと思います。
となると、ワタクシが惚れてしまったのは桜姫(前期型)のみなのかもしれませんが、桜姫(後期型)の健康的な魅力も捨てがたいなぁと・・・・・。
「桜の季節」に桜姫
過去の記事「Skebという名の「甘い蜜」」でも述べておりますが、ワタクシは有料コミッションサービス"Skeb"を通して、お気に入りのクリエイター様に私の推し(キャラクター)のイラストを描いてもらっておりました。
中でも、2022年、2023年とクリエイター様が異なるものの、2年連続して桜姫(前期型)のイラストを描いてもらいました。
それもただ依頼して描いてもらうだけでなく、関東地方の桜の開花予想日にイラストが完成する様にタイミングを計って依頼をしておりました。
(2023年はワタクシの不手際で、開花後に依頼する事になってしまいましたが)
現実世界でも、イラストの中でも、桜が咲く
来年(2024年)以降も桜の咲く頃に桜姫(前期型)のイラストを愛でていきたいと、ワタクシは思っております。
おまけ
原作(漫画)の「プラレス3四郎」において、桜姫以外にも女性型プラレスラーが存在しますが、「桜姫のライバル」と言うより「柔王丸と互角に渡り合える強敵」として登場した「女性型の主要プラレスラー」が居ます。
ラ・ジョロナ
前述の「桜姫(前期型)を”処刑”した”強敵”」ことプラレスラー”エル・ウラカン”の製作者であるペドロ・ロドリゲスの養女にして、ウラカンの操縦者でもあったルダ・ロドリゲスが、養父ペドロと袂を分かった後に制作し、操縦も担当している女性型プラレスラー。
ウラカンの技術を引き継いでいる事もあって、オーナーであるルダに似た顔立ちや華奢な体つき、そして桜姫とは異なるお色気ムンムンなコスチュームからは想像もつかない程の高性能な上に、剛柔織り交ぜた戦い方が出来る”強敵”でもあります。
主人公である3四郎の好敵手・成田シノグを誘って、タッグマッチ方式を採用した第3回プラレス日本選手権に参戦し、柔王丸&桜姫(後期型)コンビと熱戦を繰り広げました。
柔王丸との”決戦”が「燃え」だった一方で、桜姫(後期型)との戦いも「女同士の意地のぶつかり合い」にして「女体同士の熱い絡み合い」とそれなりに「燃え」でありました。
また、その前の戦いにおいては、敵にアルゼンチンバックブリーカーをかけられて悶え苦しむ様が実に艶やかでした。
(ただその後、ジョロナが自身の”柔構造ボディ”によって脱出して、見事逆転勝利を収めましたけどね。)
推しキャラとまでは行きませんが、そのお色気ムンムンな外見にして勝気で生意気な性格というジョロナに、ワタクシも思わず魅了されてしまいました。
最後に
さて、第2回目の「私の推しキャラ」について語った本記事は如何だったでしょうか?
ここまで駄文を書き連ね(しかも前回よりも文章がひどくなっている・・・)、その駄文を読み返してみて、改めてワタクシは桜姫を「推している」と言って良いのか悩んでおります。
ただ、皆に「桜姫は良いぞ」とお勧めしたいから、「推している」と自認して良いのかもしれません。
今後も第3回、第4回と推しキャラについて語って行きたいと思っておりますので、その時にも宜しくお願い致します。
そして皆さん
「桜姫は良いぞ」
以上、何時にも増して長文乱文失礼致しました。
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