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タナコフスキー
2015年2月26日 08:56
とんちで有名な一休和尚は、こんな歌を残している。「鬼という恐ろしものはどこにある 邪見な人の胸に住むなり」暗鬼(あんき)という妖怪は、人の心にとりつく。とりつかれた人は、まわりの人や物事が、さも自分に悪意を持っているかのように感じるという。「きっと、あいつは悪口を言って、笑っているんだ」「こんなことすると、きっとバカだと思われている」人は、そんなに他人のことは見ていない。