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『アメトーーク』はなぜ面白いのか を考えた結果、好きなことを語れることが素晴らしいと思ったこと。

しばらく前になりますが、友人と『アメトーーク』ななぜ面白いのか、について議論したことがあります。


なぜアメトーークは面白いのか

「出ている芸人の組み合わせが面白い」「そもそもテーマがぶっ飛んでて面白い」など、さまざま意見が出ましたが、最終的には以下に落ち着きました。

自分が大好きなことを、めちゃめちゃ面白く話せる人が、たくさん集まって話しているから。

特に、この結論の前半がすごい重要だなと思っております。

自分の大好きなことを話している人って、すごい魅力的に見えたり、その話がめちゃくちゃおもしろい(興味深い)って感じたことはありませんか?普段はすごいおとなしい人が好きな話をし始めたらまるで人が変わったように魅力的に見えた、など少なからず経験はあるのではと思います。

おそらく、好きなことを語る人が魅力的に見えるのは次の2点がポイントかと考えています。

①知識の階層が深い

②好きなことを語るときには、すごいエネルギーが発せられる(かもしれない)

特に①の比率は高いと思っています。

具体的には「切り返し」の豊富さが人を感動させるんだと思います。


切り返しの豊富さが情報を深くする


たとえば、私の大好きな「魔法少女まどか☆マギカ」を説明するシチュエーションで再現します。

私「まどマギって知ってる?とんでもない素晴らしいアニメなんだよ!」

相手「ああ、魔法少女なんたらでしょ?あの萌え萌えな絵の。ちょっとあんな絵のアニメ見れないよ」

私「って思うじゃん!とんでもない誤解なんだよそれは」←切り替えし その1

相手「どんな誤解だよ」

私「まず、このアニメは伏線回収が完璧になされ綿密に作れあげられた構成のアニメである」「そして、少女たちの背負う運命の過酷さとそれに立ち向かう彼女たちの愚直さのコントラストがすごい・・・」←深い考察その1

相手「でもどうせあれでしょ、主人公が実は魔法少女でなんたらって話でしょ?」

私「甘い!全然甘い!」←切り替えし その2

 「なぜなら******ネタバレゾーン********だからなんだよ!」←深い考察その2

  <このような切り替えしと考察がこの後も続き・・・>

相手「へえ、そうなんだ、ちょっと見てみようかな」

となるわけです。

つまり、知識の階層が深く、且つ自分なりの解釈を自分の言葉で表現できる状態の人と話すと、あらゆる角度から疑問に対する回答が返ってくるため、「感動」生むのだと思います。

そのことを、友人とこの「アメトーーク」はなぜ面白いのか談義をしたときに気づいてから、好きなことを全力で語れる人は全力で応援してきました。


好きなことを全力でやっている姿が一番美しい

私の友達にあるバンドの追っかけをしている子がいるのですが、その子が追っかけをしているバンドの話をすると、聞いてるこっちも一緒に笑顔になってくるのです。

そんな彼女があるとき、「追っかけの趣味なんで変ですよね・・・」と、ぼそっと言ったことがありました。

私はそこで「好きなことをなんも語れない奴より数百倍素敵なことだと思うけど」と言いました。

本当に好きなことを語っている姿は素晴らしい!素敵!だから、一個でもいい、人が笑顔になっちゃうくらい語れる好きなことを持つことをおすすめいたします。



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