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宿命

無気力と焦燥感で僕の心は満たされている
刻一刻と過ぎていく時間
何が出来るのか 何を残せるのか
何を成し遂げたのか 
その責任は歳を追うごとに重くなっていく
頭に植え付けられた私自身の負の記憶と私自身を許せない私という存在が私を脅迫する
どうして悲しいのか どうしてこんなにも虚無なのか
私自身にもわからない 私の口は雄弁だ 
だが私の頭の中は多く語ろうとしない
この後に及んで自分は悪くないと鷹を括って黙秘を貫こうというのか
植え付けられたトラウマも耐え難いその苦しみも
勲章と呼ぶには体のいい呪いだ
酒を飲んでもその現実は何も変わりやしない
朦朧とする意識の中で呼吸が苦しくなる程に乾いた喉が私自信が枯渇してやせ細っていることを示唆する

涙さえ出ればこの穢れは洗い流されるのに
自由とは結局は出口のない迷路で餓死するのと一緒なんだな
全ては背中合わせなんだろう

分かった、もう何も言わないでくれ
もう行くから

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