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【Steamゲーム研究】2ヶ月200時間プレイします 26日目

【26日目:NieR:Automata】

日付:10/10(日)

ジャンル:アクションRPG

価格:5280円

プレイ時間:1時間

本日はニーアです、オートマタです。

レプリカントもそうなのですが、ストーリーは大方知っています。ただ、アクションに自信がなく中々自分では挑戦できなかったゲームでした。

まず、全体的にモニターのような、レトロなような機械的な演出で綺麗に統一されているところがすごく印象的でした。UIも、シンプルだなと思っていたのですが、ただ無駄をそぎ落としたシンプルなもの、というわけではない。細部まで見ると、小ネタが色々仕込まれていてすごく面白い。オプション画面も、この200時間プレイの挑戦の中で最も細かく調整ができる気がしました……。冒頭の音量調整の時、直接9Sが話しかけてくれる演出も可愛いですよね。メタ的な設定画面が上手にストーリーに組み込まれているのはかなり前衛的に感じました。

3Dの映像技術が繊細なことはもちろんのこと、2Bと9Sの2人がキャラクターとしてモノトーン調でまとめられているのも、画面として締まる理由の一つかと思いました。背景はオープンワールドで、かなり細かいグラフィック、自然や廃墟、数多のオブジェクトに囲まれている状態で、激しいアクションで動き回る。そのような状況でも、白髪に黒い衣装って、すごく見失いにくい。画面の色調はかなり工夫されているのではないか、と推察していました。

また、チュートリアル・戦闘について。スタートがシューティングというのもこのゲームの印象的なポイントのひとつでした。しかもこの後シューティングほとんど出てこない(ハッキングの時の操作も一緒なのかな…?)、チュートリアルとして他にも覚えることがたくさんあるのに、これは情報として過多なのではと思っていました。しかし、実際にプレイしてみて、その後メインとなる2B・ポッドの操作とかなり連動していることがわかりました。(回避やポッドの射撃等)むしろ演出としての幅が上手に広げられている。カメラワークも、途中いくつかの箇所で定点カメラに切り替わるところもあまり見かけない手法ですよね。3Dアクションと2Dアクションを上手に行ったり来たりする。でもプレイヤーが混乱することもない、むしろマップを綺麗に魅せている。すごく突飛な試みをしているのに、それが個性として映えている、面白さとして綺麗に昇華されてると驚愕してました。

2人がブラックボックス使うまで1時間くらい、この部分はオープニングだと解釈しているのですが、そこで上手にプレイヤーを世界に引き込み、操作性を叩きこみ、前提となる知識を植え付けられていた。最初のシーンは幾重もの緻密な計算で研究されて作られているんだろうなと……想像して恐怖してしまいました、、すごい。

そして何より、2Bと9Sのキャラクター性がすごく魅力的。2人のやり取りがすごく秀逸なんですよね……!冒頭しかプレイしていないので中々触れにくいところではあるのですが、ニーアシリーズは周回プレイに重きを置いているところがかなり画期的だと思います。昔、テイルズシリーズが好きで、一周目をクリアすると今までの戦闘で稼いだポイントを二周目以降の要素・スキルとして振り分けることができるシステムがありました。しかし今まで、一度展開を知ってしまうと、なかなか二周目のプレイをすることはありませんでした。テイルズに限らず、基本的に二周目の展開は一周目と大差ないゲームが多かった、と私は認識していました。

そんな経緯もあったので、オートマタの二周目主人公が9Sに切り替わるところはすごく目から鱗だったというか、衝撃を受けたことを覚えています。しかも、ストーリーとして同じ展開をむかえるわけでもない、でもサブイベントは共通している。だから時限のもので一周目に逃してしまったイベントの回収もできる。また、二週目だからこそわかる物語の伏線もすごく多く、本当に力の入ったゲームで、尊敬の気持ちしかないです……。自分もこんなシナリオが書けたらと、憧れます。

+DEEMO 1時間

 デルタルーン 1時間

デルタルーンはチャプター2のボスまで倒したので、あとは町の人との交流を楽しみつつ、本製品の発売を待つところまで来ました。


本日もお疲れさまでした。

→200時間まであと、132-3=129時間。

あざみ

あざみ

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