『月を肴に』

もしも「月を肴に…」って
一等先に考えたのが君なら
今頃とっくに
ボクの隣で寝ているべきだ
だってそれはもう
詩の始まりだ

言葉が風に乗って
夜の帳をはらみ
明るい月がとろけて
杯に光が溢れだす

歌い酒が喉を潤し
星が落ちて
詩人は眠る

君よ
ここにいたまえ
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水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。