立ち止まりパンダ1

映画『ダイバージェント』

~2016/05/04のFBから~

「インプットの記」のヘッダーが、いつのまにかきしみ画伯のキャラの立ち止まりパンダに定着しつつある今日このごろ。もうGW終わるね。困ったね。

さて、これの続編のCMが気になって観たくなったので
前作であるこの作品をチェック。

今回はさくっと感想かく。
安易に書けない深イイ作品ばかりチョイスしてしまうから感想がたまるのや(汗; そんなことは置いておいて、つらっといこう!

(本当は早く入手した○○○5章(DVD)の世界にどっぷりつかりたい! 西洋版三国志ともいえるけど、重厚かつ繊細かつ大胆な世界観と構想で、権謀術数ありエロスありの大人が楽しめる群雄割拠ファンタジーで、捨てキャストがいない濃密な人間群像で魅せる魅せる!原作を序盤しか読んでないから、いばって言えない(笑))(あくまで当時の話だが原作に手がまわってないのは今も…ry)原作は原作で、プロットもいいし、人物描写もうまくて濃厚に読ませてガチでマジでダントツに面白いんだけど、分厚いし、他の優先順位とのかねあいで、なかなか手が回らない)って、いいわけにどんだけ、文字数使ってんだ俺。

えーといい加減「ダイバージェント」の話をしようw
原作は、ベロニカ・ロスの世界的大ベストセラー小説らしい。
が、知らん(笑)

舞台は最終戦争から150年で、
生き残った人類は適性検査受けて、
5つの属性=「勇敢」「博学」「平和」「高潔」「無欲」に
振り分けられて生涯を過ごすというSFならではの世界観。

この世界観の縛りがあることで生まれる葛藤と戦いを見たくて鑑賞。
まあ、はなっから、この縛りで人間をくくれるわけねーじゃん、
戦争になるに決まってんだろ、
ってのがあるんけど、そこ突っ込んだらこの物語は生まれない(笑)

全体ビジュアル含め地味だけど、この世界観を生かして
あの「リベリオン」的な面白さはしっかりとある。
映像的な迫力は続編に期待するとして、おそらく問題はヒロインの華のなさかな。ちょっと地味め。でも演技は大丈夫。

同系作の「リベリオン」もオリジナル格闘術の「ガンカタ」にばかり目が向けられる嫌いがあるけど、あれが面白いのは理不尽な法律で人間を縛りあげてる近未来設定の中、単純で骨太な反骨物語が成立してて、そこに「ガンカタ」というスパイスが効いていただけのことだと思う。

今作は続編ありきの、ダイバージェント(異端者)誕生のプレリュードって感覚。はみだしものを許すと秩序が失われると恐れている政府にとってどの属性派閥にも該当しなかったヒロイン:トリスは抹殺対象。命を狙われるが……。
世界に立ち向かったトリスの運命やいかに。戦いの中、実は異端者こそが、もっとも人間らしい人間っていうアイロニーが浮き彫りになっていくところが物語のヘソかな。

続編はハデになってるみたいなのでたのしみや(´ー`)
てか、○○○5章みなきゃ!><


水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。