『ノース・ウォリアーズ　魔境の戦い』

うーん、コンパクトなヴァイキングの物語。
エラゴンのスタッフが作ったらしんだけど、
どの辺が魔境の戦いだったんだろう……。

つまらなくもないんだけど、面白くもなく、
だらだらと観るくらいのやつ。

ヴァイキングの国を追われた、一党がいて
船が難破してブリテン島かどっかに流れ着いて
そこで偶然、政略結婚させられそうになってる王女を拾う。

当初、王女と交換して、身代金をふんだくって
その金で別な海賊の国に渡って暮らそうと目論んでいた一党は
国元から王女を取り戻すように派遣されてきた
残虐な傭兵団に執拗につきまとわられ、
これと闘わざるを得なくなる。

だいたい映画のほぼ全部が、
この傭兵団からの逃避行。

金と引き換えに引き渡せばいいわけではなく
この傭兵団は王女の命も狙ってて
国王の存在すらおびやかそうとしてるもんだから
王女を守りながらの旅になっちゃうわけ。

島に流れ着いて
王女拾って
助けてくれる強い修道士と出会って
教えてくれた脱出口を信じて
ひたすら戦いながら
罠を張りながら逃げて
一人へり、二人へりしながら
島を生き残りたちで脱出するまでのお話。

見どころは特にないんだけど
昔、屈強のピクト族ってのを自分の判断の誤りから
全滅させてしまってから、隠遁生活していた修道士が
やたら強いとこ。くらいかな。

王女と海賊棟梁とのラブロマンスがあるわけでも
濡れ場があるわけでもなく
王女、仲間、敵、どれもそれなりで
とんがったところはひとつもない。

そこそこリアリティがあってすべってないので
面白くはないけど、だらだらとは観れる、
という評価でございます。
以上。

これくらいの中身のないやつは
気軽にべらべら書けるけど
濃い奴はなかなか感想を書けないから
どんどん溜まっていくんだよな(^_^;)