『ガンジス川で3歳の頃考えていたこと』
インドの聖地バラナシを流れるガンジス川。
観る人が観たら、業を洗い、人の生死まで司る神秘の川。
しかしまた観る人が観れば糞と小便と死体が流れてくる病原菌の塊みたいな川。
日本人で入る人は少ないだろうが、インド人なら死ぬまでに1度はここで沐浴したいと願ってやまない聖なる川と言われ、実際、日々大勢の人々が沐浴に訪れている。
観るレンズが違うだけで世界の眺め方は180度変わり、それによって世界の受け取り方が変わり、生きてる日々の実感もそれぞれに異なってくるのは至極当然の道理であ