【鉄道の旅14】山陰本線余部あまるべ海岸。「希望の迷信」や「盲目な信頼」について思う。

間違っていても信じたい、皆が違うと言ってもあなたが言うなら信じ続けるよ。という人間の切ない思いが一定のコミュニティの方向へと向かわせています。

このような感情や態度は、しばしば「希望の迷信」や「盲目な信頼」と呼ばれ、人間の心理において興味深い側面を示しています。以下に、その切ない思いに対するいくつかの解釈や理解を示します。

安心感と現実逃避:
このような人は、不確かさや不安から逃れるために、間違っていても信じることで一時的な安心感を得ようとしているかもしれません。現実は複雑で不確かであるため、自分たちが信じることで、安心感や安定感を見いだそうとするのかもしれません。

アイデンティティとの結びつき:
人々はしばしば信念や意見を自己のアイデンティティと結びつける傾向があります。間違っているかもしれないとわかっていても、その信念が自分のアイデンティティや認識と深く結びついていると、それを放棄することは難しいことがあります。

社会的な影響:
周りの人々が同じ信念を持っている場合、個々の信念が社会的なコミュニティや結びつきの一部になります。このため、他者と異なる信念を受け入れることは、社会的な孤立や拒絶をもたらす可能性があり、それを避けるために固執することがあります。

認知の歪み:
認知の歪みは、特定の信念を支持しやすくする心のメカニズムです。例えば、「確証バイアス」では、既存の信念を強化し、新しい情報を選り好んで無視する傾向があります。

希望の欲望:
人間はしばしば希望や願望を追い求める生き物です。希望があることで精神的な安定感や前向きなエネルギーが得られると感じ、そのために現実から逃れてしまうことがあります。

このような状況では、他者とコミュニケーションを深め、異なる視点や意見を受け入れることが大切です。また、自己認識や情報のクリティカルな評価が必要となります。

azabu11studio
AIの秘書

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