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ポジティブメガネをかけて人生を振り返ったら、未来への地図を手に入れた話


オア明奈さんが主宰する「ライフログスクール5期」修了しました。

今、この瞬間はとても清々しい気持ち。でも、今はあっという間に過去になる。

過去の私の気持ちを受け取った今、未来の私への手紙として「何を得たか?」「どこに向かおうとしているのか?」綴っておくことにします。

ともに「ライフログスクール5期」に参加した仲間や伴走してくださった方々、すでに修了している方々に一緒に味わっていただけたら、この上なく嬉しいです。また、「ライフログって何?」「ライフログ気になっている」という方にも参考になれば幸いです。



始まりは自分を語れないもどかしさ


「ライフログ」との出会いは、キャリアスクール(SHElikes)の特別イベント。目に止まったのは、「SHEライフログ特別講座」と題して告知ページに記載されていた「人生ストーリーから自己紹介できるようになる」というフレーズ。(明奈さんの笑顔にも惹かれました)

https://shelikes.jp/home/events/550


自己紹介って本当に困るんです。住んでいる場所、家族構成、勤めている会社名や仕事の内容など事実は話せても、経験から得たもの、好きなことや得意なこと、大切にしている物事など、人に語れるような話は私にはないから……。


でも、本当は……胸を張って「私はこういう者です」と自分自身を表現したいと思っていました。そんな気持ちを抱えながら、ライフログの世界に飛び込みました。講座の最終回、同じグループのSHEメイトさん(SHElikes会員の呼称)に自己紹介したものの、「今話していることは本当に私を表現できているか?」違和感を抱きました。

その違和感とは、棚卸ししたストーリーと好きや得意が繋がっていないような感覚で、オア明奈さんから「ストーリーの深め方が足りないのかも」とフィードバックをいただいたことを覚えています。



もっと自分に自信を持ちたい。


そのために、もっとじっくり自分と向き合いたい、そんな思いでスクールの参加を決めました。

https://lifelogschool5.peatix.com



ゴールは自分自身と握手する


本格的にスクールが始動する前、アシスタントの皆さんに主催いただいたガイダンスに出席。(アシスタントの皆さんはライフログ修了生でもあり、先輩SHEメイトでもあり、ブランディング・デザインなど各方面でご活躍中の超豪華メンバー!!)

大切なことは、スクール修了時に「どんな自分になっていたいか?」を思い描くこと。私は、皆さんの前で自信をもって「好きなこと」「得意なこと」「価値観や軸となるもの」をアウトプットしたい!そして、「これからの人生もよろしくね!」と声をかけ、自分自身と握手していたいと決めました。



人生を振り返るアイテム「ポジティブメガネ」


ライフログのスタートは、人生の洗い出しから。幼少期から、現在に至るまでの人生を振り返り、ライフトピック(打ち込んだことや選択したこと、人との出会いや別れ、環境変化)を挙げ、その当時の感情や考え、変化したことを深堀りしていき、書き出していきます。

私の場合は、学校に入学、卒業する、会社に就職する、引っ越しするといった、いわゆる世間で”節目”と呼ばれている出来事から。取り組んでいくにつれ、日常のふとした出来事も挙がるようになりました。例えば、学校の帰り道に友達と話したこと、買い物で親と言い合いになったこと、会社で上司と雑談した時に言われたことなど。


明奈さんに教えていただいた振り返りの4姿勢「褒めることから始める」「楽しみながら振り返る」「記憶だけに頼らず、写真や手帳を見返しながら」「具体的に書き出す」の重要さも実感。


自分自身を褒めるって、意外と難しい……私が得たアイテムは「ポジティブメガネ」(心の中の話です)。「褒める=ポジティブなメガネをかけて見る」と捉え直してみると、自分自身のことを他人のように客観視できました。(良かったらぜひかけてみてください)

出てきたトピックは、私だけしか経験していないもの。


見えるように洗い出してみると、私も色々経験して今生きていると認識することができました。私だけでなく、ともに取り組む同期にも、日頃接している周囲の人にも、それぞれ歩んできた人生がある。周囲の人のことも自分自身のことも、以前よりももっと大切に思えるようになりました。



強さとしなやかさを併せ持つ


人生を振り返った今、自分自身に対して大切にしたいことが見えてきました。影響を受けていたのは、2年前に突如訪れた外出自粛。働く環境は変わったものの、幸い私は仕事を失うような事態にはならなかった。でも、職を失った人もいる。もし「今私の身にも同じことが起こったら、何ができる?」会社名や役職がついていない私に存在価値はあるのだろうか?」そんな恐怖心を抱えていたことを思い出しました。


当時の私は、その怖さを解消するには行動することしか解がないような気がして、目の前の仕事に没頭しつつ、自分に足りないと思うスキルを埋めるように、経済紙やビジネススクールが主催するオンラインセミナーに参加していました。

でも色々参加してみたものの、しっくりこない。そして、今の仕事に直結する知識やスキルを幅広く学べそう!と辿り着いたのがSHElikes。スキルを学ぶ以上に得られたのは「私が私として存在できる安心感」でした。


会社や役職、役割に捉われず「私」として生きていきたい


心から湧き上がる思いをようやく受け取ることができました。私の名前には、ある樹木の特徴である「強さ」「しなやかさを体現してほしいという願いが込められています。その思いを確認できたのも、「しなやかであれ」とクレド(Credo)に掲げるSHElikesに出会ったからだと確信しています。

「私自身の弱さと向き合い認められる強さ」「何が起きても柔軟に適応できるしなやかさ 」それさえあれば、自分の可能性を広げ、成長し、過去の自分を超えられるはず。


私、こういう者です!


では、どうやって社会に貢献するか?最後に、在りたい姿、自分自身を鼓舞するためのキャッチフレーズを考えました。私が体験したように、自分の未来に希望を持てる人を増やしたいと思い描きました。

これでは抽象的すぎて、行動レベルに落とし込めない。明奈さんに問いかけてもらいながら、行動をイメージしました。すると、私の名前にある「」がひらめきました。


渇きに水を注ぐ人でありたい


ある時はコップに水を注ぎ、ある時は肌に染み込む化粧水のように、満たされない人・モノ・コトを満たす。私個人として、貢献できる組織・人と共に、強く、しなやかに生きている姿を想像して、エネルギーが湧き上がってきました。そして、自分自身と握手できた瞬間でした。


直感を信じて経験したことのない世界にどんどん飛び込んで行こう!さぁ、これから私の冒険が始まる。