小笠原諸島父島に行くためにするべき準備と予約について
2019年10月、小笠原諸島の父島を旅しました。
ちょうど大型の台風が訪れた間のタイミングで、非常に運の良いタイミングでの旅行になりました。
今回は、実体験を元に小笠原諸島父島へ観光に行く上で、準備・予約すべきことをまとめました。なお、船の予約などは母島に行く方にも役立つ内容になっています。
やるべきことを流れの順にまとめています。もしすでに完了している項目があれば読み飛ばしながら活用ください。
1.船の空き確認
2019年現在、小笠原諸島へ行くには基本的には定期船であるおがさわら丸を利用することになります。
まずは小笠原海運のホームページで船の空きを確認しましょう。夏場など人気の時期は予約ですぐ埋まってしまうので、事前に確認が必要です。
ここで船に空きがあったら、予約はせずに次に進みます。
ピークシーズンは船の予約がすぐ終わるので、この後のフローの項目で予約が取れないリスクと天秤にかけて、その場で予約するかの判断も必要になると思います。
なお、ぱしふぃっく びいなすがたまに小笠原クルーズを実施しているので、こちらを検討してみるのも方法の1つとしてあります。
2.宿泊施設の確認・予約
船の空きがあれば、次に行うのは宿泊施設の確認です。
小笠原諸島は野宿/キャンプ禁止です。必ず宿泊施設を利用する必要がありますが、人気の時期では希望の宿泊施設が予約できないことがあるので、船を予約する前に宿泊施設の空き状況の確認をしましょう。
なお、小笠原諸島の宿泊施設については、楽天トラベルやじゃらんといったサイトでは見つけられません。小笠原諸島観光協会のサイトが宿泊施設を網羅しているので、利用しましょう。
宿泊施設の空きが確認でき、船の空きも直前に確認しているようなら、以下のどちらかで予約を進めましょう。
どうしても体験したいアクティビティが主目的であり、アクティビティ予約できないと小笠原に行く目的が達成できない場合、先に「3.アクティビティ」まで確認してから予約した方が良いかもしれません。
・おがまるパック(or 旅行会社)
小笠原海運が販売しているおがさわら丸の往復運賃と滞在中の宿泊施設の予約がセットになったパッケージで、通常より安く購入できます。
ただし、おがまるパックの宿泊施設は小笠原で利用できる全ての宿泊施設を網羅しているわけではないので注意しましょう。
また、ナショナルランドさんなど、いくつか小笠原旅行を取り扱う旅行会社さんもあります。私が小笠原で知り合った人だと、ナショナルランドさんを利用している人がそれなりにいました。
・自分で連絡して予約
私は宿泊施設、おがさわら丸の予約ともに個別に行いました。
インターネット、電話などの予約手段があるので、自分にあった方法で予約を進めましょう。
なお、電話申込みの場合、予約後に振り込みに関する書類が来るので銀行振込を行います。振り込みが完了したら、乗船予約の書類が届く仕組みです
宿泊については、今回はPAT INNさんを利用しました。予約はホームページに記載の電話番号へ連絡して行えます。
3.アクティビティの確認・予約
小笠原では、アクティビティツアーに参加しないと行くことができない場所もあります。
南島に行きたい、ハートロックに行きたいといった目的があるなら、旅行出発前に予約しておいたほうがよいでしょう。人気のアクティビティの場合、現地で予約しようとしてもいっぱいになっていることもあるようです。
小笠原で予約できるアクティビティは小笠原観光協会のホームページから確認することができます。
4.交通手段の確保
自由行動を考えているなら、交通手段も事前に確保しておいたほうが良いです。私は事前に原付を予約していきました。
こちらも小笠原観光協会のホームページにレンタル会社が掲載されているので、お店に電話で連絡して予約します。
ここまでが、小笠原に行って楽しむために必要最低限しておいたほうが良い準備です。
5.必要なものを揃える
後は現地に行く際に必要なものを購入・準備するだけです。
基本的には普段の旅行と同じ考えでよいと思いますが、おがさわら丸には荷物の個数制限(オーバーの場合は追加料金で預けられるそう)などがあるので、注意する必要があります。
通常の旅行時と違い、アクティビティを楽しむのであれば、それに合わせて必要なものを準備しましょう。
例)マリンアクティビティを予定しているなら水着やビーチサンダル/クロックス、ハートロックのアクティビティなら歩きやすい靴や服装など
特に重宝したクロックスでした。
これで小笠原に行くために必要な予約と準備は完了です。
後はガイドブックや観光協会のホームページなどを見て、観光プランを立てながら出発日に備えましょう。
小笠原諸島へ観光で訪れる場合、他の観光地とは少し違った準備が必要になります。行こうと思ったらなるべく早めの準備を心がけましょう。
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