ホープフルS(GⅠ)・各馬評価

テン1F/3F比較

逃げ候補は2頭、前走逃げたボーンディスウェイとタイラーテソーロになりそう。ボーンディスウェイは同じコースで勝っているので、前走同様、前半を極端に遅くはせず、後半1,000mロンスパに持ち込む形にしてきそうです。

逆にタイラーテソーロは出足はボーンディスウェイと遜色はないものの、前走はペースをかなり落とし込んでの逃げ。本当に逃げるつもりならば、大外枠ということも手伝って、かなり無理をする形になりそうです。
先行するか、逃げに拘るのか、陣営の談話をしっかりチェックしたいところ。


各馬評価

各馬の詳細データは以下よりご欄ください。


1:シェルビーズアイ

前走新馬戦は、前半1,000m63.8秒の超スロー。ロンスパ戦にもなってないのでホープフルSに対応出来るかというと結構怪しいところ。

上がり3F推移で11.6-11.2-11.4と減速幅が小さいのは良いのですが、前半速いペースになって追走スピードが問われるとなると、新馬戦で34.2秒の上がりではかなり不安はあります。

また、中京の開幕週2日目で馬場が良い状態(洋芝のオーバーシードの影響か、高速化はしていませんが)でしたし、6頭立てというのも。。


2:アケルナルスター

新馬戦・未勝利戦と後方待機からの上がり勝負をし、新馬戦では7着、未勝利戦では頭まで突き抜けました。

ラップ3Fの推移は以下の通りで、最後まで伸びているのが特徴的です。

新馬戦  33.7秒 12.1-11.0-10.6
未勝利戦 33.5秒 11.6-11.0-10.9

ただ、未勝利戦のレベルがかなり疑わしい。。。
2着馬は3着⇒3着⇒2着と馬券内を外していませんが、強い相手と全く戦っておらず(3着だった2戦とも戦績が良くない相手ばかり)。
3着馬も前走で先着された相手は次走スローペースなのに大敗。

また、レースラップ面でも物足りなさが窺えます。前半1,000mが遅い割に、後半3Fのレースラップが11.3-11.6-11.7とラップが上がり切っていません。
通常、このくらいのペースなら、11秒前半⇒11秒前半⇒11秒後半というラップ推移になり、400~200m区間が最速になるものですが、11.6秒にラップが落ちています。

また、4角で馬群が密集気味だったことで、前を射程圏に入れられたところが大きいように思います。

今回、テン1F/3Fを考えると、最後方になる上に、内枠からわざわざ外へ回すような進路取りもありそうな鞍上なので、、、、


3:ラーグルフ

この馬については芙蓉Sでのパフォーマンスが〇。
馬場差が-1.7と速い馬場ではありましたが、前半3F34.8秒、5F59.9秒と、例年スローになりやすい芙蓉Sでは珍しく流れるペースに。

中盤がグッと緩んでしまった分、多少追走が楽になった部分はありますが、この馬は800mを通過した辺りから徐々に位置を押し上げ始め、大外を回して差し切り勝ちをあげます。

厳しいペースでの差し、というとどうしても恵まれたイメージはあるのですが、この馬の前半3F走破タイムが36.2秒なので、出走馬の中ではかなり速い方であることは比較表を見て頂ければ分かると思います。

また、上がり3F推移が11.8-11.5-11.8と減速がなだらか。新馬戦の新潟で11.5⇒10.4とギアチェンジ能力を示していたので、瞬発力の馬かとも思いましたが、持続力勝負にも対応できているのは面白いところです。

ただし、ホープフルSでの不安は、芙蓉Sと比べると馬場差が落ちること、中盤が芙蓉Sほどは緩まないこと、の2点。

後者については、前半5Fが逆に少し遅めになる分、そこまでマイナスではないと思いますが、前者については、重たい馬場になることでどこまで脚力を維持できるかはやってみないと分かりません。

確信を持ってこの馬を推すというところまでは持っていきづらいのが悩ましいところ。


4:グランドライン

ラーグルフの項目で評価した芙蓉Sに出走して2着。5番手から運び、残り600m付近では先頭集団に競る形になってラーグルフ以上にキツい競馬をしていました。

これを受けて、葉牡丹賞では本命に選びました。

【芙蓉S|2着】中山 芝2,000m 馬場差-1.7
12.3-10.6-11.9-12.0-13.1-12.8-12.6-11.8-11.5-12.3
前半3F 34.8秒 前半5F 59.9秒
上がり3F 35.4秒 11.8-11.3-12.3

【葉牡丹賞|3着】中山 芝2,000m 馬場差-1.1
12.5-11.3-12.3-12.8-12.7-11.9-11.5-11.7-11.4-12.5
前半3F 36.1秒 前半5F 61.6秒
上がり3F 35.4秒 11.7-11.5-12.2

馬場差がプラスに進んだこと、後半5Fロンスパになったことで、前半5Fのペースが落ちても上がりが同じになっています。

前半が速いレース、後半が速いレースいずれにも対応できているのは優秀ですし、葉牡丹賞では、最後の1Fは12.2と落ちているものの、レースラップよりは速く、ボーンディスウェイにもう少しというところまで迫っていました。

今回ホープフルSでは再びボーンディスウェイと走ることになるため、ボーンディスウェイの刻むラップを経験しているというのはプラスですし、
葉牡丹賞が行われた開幕週は内前残りが顕著でしたが、馬場が使われてきたことで、多少この馬に向いてきている可能性は十分ありそうです。

ただし、相手強化でどこまで対応が出来るかが課題でしょう。
人気がなさそうなら、むしろ積極的に買いたい馬の1頭です。


5:キラーアビリティ

前走萩S2着。1倍台の断然1番人気でしたが、ダノンスコーピオンに競り負けました。萩Sの上がり3F推移を比較するとこのようになっております。

萩S 上がり3F推移比較
ダノンスコーピオン 33.5秒 11.4-10.5-11.6
キラーアビリティ  33.6秒 11.2-10.7-11.7

ほぼ上がり差がなく、最後に甘くなったところをダノンスコーピオンに差されてしまった形。

1,000m通過した辺りから位置を上げてダノンスコーピオンより前で運び、さらに800m通過地点で捲っていこうとしたことで、レースラップ自体が11.8秒までアップ。ここでの挙動が最後に響いたと思われます。

ダノンスコーピオンはその後朝日杯FSで3着に入りますが、個人的に朝日杯のレベルが疑わしいこともあり、これを以て諸手を挙げて評価するのはやや危険な可能性も。

特に萩Sは前半1,000m 63.0秒とかなり遅いラップだったことで、後半の余力が残っていたと考えると、ホープフルSでは①距離延長、②これまでより前半が速くなる、③後半が持続型ラップになる、とあまり良くない材料ばかりが揃うように思います。

ちなみに小倉の未勝利戦は前半60.0秒でそこそこ速いラップは経験しているのですが、この日の馬場差が-2.1とかなり軽い馬場で、これもまた評価しづらいところ。細かい分析は以下の記事で行っているので、気になる方はご覧ください。


6:コマンドライン

アルジャンナの全弟で、新馬、サウジアラビアRCと連勝しての参戦。ただ、ステルナティーア、スタニングローズが凡走、ウナギノボリも自己条件でようやく2着と、レースレベル自体が疑われている状態。

さらに、400mの距離延長ということもあり、オッズを見ても断然1番人気とまではいかない状況のようです。

新馬戦は前半3F 36.5秒、5F60.8秒とマイルではありますが新馬戦としてはそこそこのペース。このペースで上がり34.3秒というのはだいぶ遅い気もしますが、3Fの推移は12.0-11.4-10.9と加速ラップになっていました。

最初の600~400m区間は先行していて、前を射程圏に捉えた状態だったため、残り400mまではじっくり脚を溜める形に。
400~200m区間はレースラップも11.4秒だったことで、加速をしてはいてもそこまで目立って見えませんでしたが、最後の1Fは流石に脚色が目立っていましたね。

この新馬戦で瞬発力に優れたタイプではなく、じわじわと加速していくタイプだということが分かりました。

そのため、サウジアラビアRCでは、ステルナティーアが瞬発力タイプと思われた分、どうかと思いましたが、鞍上が早めに加速をしたことで抜かせませんでした。

このように、持続力タイプの脚なので、求められる脚質は合うと思います。ただ、気になるのは2点。

①兄が2,000m以上のレースで実績がない
②前半そこまで緩まず、1,000mロンスパに突入してどうか

①については、もちろん、全兄弟でも全く力が違うということはままあることなので、そこまで気にしなくても良いのですが、スタミナ面だけは母方の遺伝が結構影響するので、盲目的に「大丈夫」とは言いづらいです。

②については、マイルとは言え東京の軽い芝で12秒台前半~後半で割と楽な競馬になっていることは確かなので、重たい馬場でどこまで力が発揮できるかは未知数です。1番人気で全幅の信頼が置けるかといえば…。


7:サトノヘリオス

現2歳世代台風の目であるイクイノックス新馬組。
未勝利戦は相手があまり強くはなかったものの、後半800mのロンスパを経験しており、エリカ賞でも高評価していました。

そんなエリカ賞ですが、ラップがなかなか優秀。
本馬は差しにまわった形なので、ちょっと展開恩恵を受けたところはありますが、ある程度の位置をとって運んでいたので問題はない・・・ハズ。

【エリカ賞|1着】阪神 2,000m 馬場差-1.0
12.7-10.9-12.1-12.1-11.9-11.9-12.0-11.9-11.8-12.4
前半3F 35.7秒 前半5F 59.7秒
上がり3F 35.2秒 11.7-11.5-12.0

見れば分かりますが、400m通過以降、ず~~~~~~~っと12.0秒前後。
こんな息の入らないレースでは、先行勢はかなりきつかったハズ。(ジャマンやラスマドレスは結構強いと思います)

序盤は後方勢が力を温存しようと控えていたため、隊列は結構な縦長に。1,000m通過辺りからは流石にまずいと思ってか、皆が追いかけ始めていますから、縦長隊列で自分から動いていった馬たちには結構きつかったと思われます。

サトノヘリオスは中団から少し後ろで運びつつ徐々に進出、直線に入る辺りで内に潜り込んで差してきます。

その後は、ヴェールランスとの叩き合い。ヴェールランスは、東スポ杯3着のテンダンスを新馬で負かした馬ですから、当然能力は上位。その馬と戦って勝った点は評価出来ます。(ヴェールランスの方が前にいたのでヴェールランスの方が強いと思いますが)

また、上がり3F推移を見ても、12.0秒で踏みとどまれているのが〇。
通常であれば、最後の1Fのラップがガクンと落ちるのは良い材料ではないんですが、馬場差もそこまで軽いわけでもなく、ペースも緩まずずっと一定、前半5Fも結構速いという厳しいレース環境下。これ以上の状況悪化はあまり考えられないので、そこで勝ち切ってるのはプラス評価出来ます。

唯一不安なのはエリカ賞が多少展開恩恵を受けた可能性があるというところ。

8:ジャスティンパレス

新馬戦、黄菊賞と2連勝しての参戦。鞍上はC.デムーロということもあり、上位人気に推されています。

個人的には戦績の割に人気する印象。新馬戦も黄菊賞もだいぶスローペースですし、ロンスパにもなっていません。

【新馬戦|1着】中京 2,000m 馬場差-1.6
13.8-11.6-12.8-12.7-12.3-12.5.12.2-11.4-11.3-11.7
前半3F 38.2秒 前半5F 63.2秒
上がり3F 34.3秒 11.3-11.4-11.6

【黄菊賞|1着】阪神 2,000m 馬場差-0.3
13.0-12.2-13.3-12.8-12.7-12.6-12.0-11.9-11.1-11.7
前半3F 38.5秒 前半5F 64.0秒
上がり3F 34.6秒 11.8-11.2-11.6

新馬戦は上がり3F勝負になっていますし、黄菊賞は僅かに4Fロンスパ気味ではありますが、前半1,000mが64.0秒で、レースのラスト2F目では11.9⇒11.1とラップが急激に上がっているので、新馬と同じく上がり勝負と言えるでしょう。(しかも、11.1は逃げた馬が刻んだラップですし)

2戦ともにスローの上がり勝負でしか戦っておらず、明らかな経験不足の中、ホープフルSでどう対応してくるか、ラップからは全く評価出来ないため、あまり高い評価はできません。。
(新馬・黄菊賞共に相手が弱すぎるということもないのですが)


9:ボーンディスウェイ

前走の葉牡丹賞で逃げ切り勝ちをおさめた馬。
ラップ自体はグランドラインの項で既に述べた通りで、前半はそこそこスローのラップを刻み、1000m通過してからロングスパートに持ち込みました。

元々勝った未勝利戦でも後半1000mからロンスパ戦になっており、それを先行して押し切っていたため、私も評価していました。
逃げて自分でロンスパにすることも出来ますし、このコースへの適性は相当に高いですね。

ホープフルSでは、前回逃げて結果を出していること、同コース、そしてもう1頭の逃げ候補よりも内枠に入ったことから、迷いなく逃げるのではないかと思われます。

ただ、葉牡丹賞時よりも時計が掛かってきているのはマイナスでしょう。その分体力が削られてしまい、後半の脚に影響が出そう。

実際、前走の上がり3F推移は11.7–11.4-12.5で、最後のラップの落ち方を考えると、足元を掬われてもおかしくはありません。


10:マテンロウレオ

新馬戦は前半1,000m63.0秒と例に漏れずスローですが、後半がややロンスパ気味のラップ(太字部分)。

【新馬戦|1着】阪神 2,000m
12.8-11.7-13.0-13.1-12.4-12.1-11.9-11.7-11.9-12.2

600~800m区間は息を入れられたものの、その後は先行勢がほとんど息を入れられないようなラップになっています。この構造は例えば今年のセントライト記念なんかが近いですね。実際、先行勢最上位は4着のクリストバライトだけです。

また、これを中団で控えて内を突いて差し切るわけですが、200m地点通過直後くらいで左右にいた馬に挟まれています。

新馬戦|残り200地点通過直後

手綱を引かないといけない程の不利ではありませんでしたが、少なからず馬に精神的なダメージもありそうな中、右にいた馬をどかして加速しており、勝負根性はありそうです。

前半1,000mが遅すぎるのがどうかも、後半ロンスパを経験済という点では、それなりに評価して良いと思います。


11:クラウンドマジック

野路菊S、萩Sとオープンでそこそこやれてはいるのですが、前者は勝ち馬に、後者は前にいた2頭に完全に離されており、実力上位とは言い難いところ。

また、萩Sも後方から追い込む形になった割に、11.1-11.0-11.8と最後の1Fでラップが落ちており、そりゃダノンやキラーに追いつかないわと納得せざるを得ませんし、前半も遅いのに後方にいてこのラップでは、明らかに距離に不安があります。

実際、野路菊Sもロンの2着とは言え、上がり3Fが35.4秒(ロンは先行して34.8秒)、3F推移は11.5-11.8-12.1。この日は馬場差-1.7と高速気味だったにも関わらずこのラップですから、今の時計が掛かる中山では苦しむことになりそうです。


12:オニャンコポン

名前のユニークさでファンが多い馬ですが…正直2戦とも恵まれた競馬という印象です。。

初戦は馬場差-2.2で前残り顕著な馬場、かつラスト2Fしか走っていないレース。2戦目の百日草特別は前半1,000m63.5秒と新馬戦とほとんど変わらない上に、上がり3F勝負。

特に百日草特別は、本馬が前半3F38.1秒というかなり遅いテンにも関わらず先行出来ていますから、どれだけ前半が遅いレースだったかというのが窺えます。(しかも中盤13秒近いラップが4Fも続くのは流石に…)

また、上がり3F推移が11.2-10.9-11.6(33.7秒)と、最後はガクッと落ちているのが気になります。
もちろん、そこそこ速い上がりを維持してはいるのですが、前半これだけ遅いわけですから、力があればジオグリフみたいに11秒台前半を維持できると思います。

このラップの落ち方を考えると、前半が速くなり、これまでよりもペースを上げて位置をとる、しかも時計が掛かる馬場、となると結構厳しい可能性が高いように思います。


13:フィデル

前走京都2歳Sの3着馬。
この日の馬場差は+0.8。これは、馬場が重たかったというよりは、強風で直線が向かい風だったことが大きいとグリーンチャンネルの結果分析。

そのせいで前半が遅く、また後半もペースが上がり切らず、いつものロンスパにはなっていません。

京都2歳Sレースラップ
12.9-11.7-12.9-12.9-12.4-12.6-12.2-11.7-11.6-12.4

有力視されていたトゥデイイズザデイが出遅れたことで、全体的に意識が後ろになったことも大きいかもしれません。結果的に、4角で捲ってきたジャスティンロック、逃げたビーアストニッシド、番手にいたフィデルで決まってしまい、実力通りだったかかなり疑問が残る結果となりました。

本馬については、新馬でちょっと物足りなさを感じていたのですが、京都2歳Sもやや不満が残る内容。
600m通過直後から徐々に押し上げていき、400m地点ではほぼ同じ位置、残り200m付近でビーアストニッシドを捉えるかと思われたのですが、その後にまた離されてしまい、最後に捉えようとしたところで入線、という形になりました。

風の影響がどこまであったかを測るのは難しいですが、少なくとも逃げ馬を一度は捉えようとして離されてしまうあたり、持続力の面で不安が残ります。実際、上がり3F推移を見ても、

ビーアストニッシド 上がり3F35.8秒 11.7-11.6-12.5
フィデル      上がり3F35.5秒 11.3-11.8-12.4

京都2歳S 上がり3F推移比較

このようになっており、推移比較を見ても、途中で離されたりして交わせず終いになったのもよく分かります。

あと、輸送があるのに、調教後の馬体重が-10kgというのもどうなんでしょうか…増える必要はありませんが、流石に気になりますね。


14:タイラーテソーロ

福島開催の最終節の新馬戦で、前半1,000m64.7秒で逃げて勝利。
この日の馬場差は-0.1で、時計がかなり掛かっている中で最後の上がり3F推移が加速ラップなのは一見良いように見えますが、流石に前半1,000mを65秒近い超スローペースで逃げての勝利は恵まれ過ぎな印象が否めません。

実際、最後まで競り合った2着馬は次走15着に大敗、3着馬は次走5着ですが、4着馬には0.9秒もの差をつけられています。

流石にペースは速くなるでしょうし、そこから200m延長、相手強化、坂ありコース・・・とマイナス材料しかありません。


15:アスクワイルドモア

札幌・函館しか経験していないため、扱いが難しいところ。スタートが速い時と遅い時の落差が激しく、どちらでも好走は出来ているのですが、これが中山替わりになってどうか。

前提として、2着に好走した札幌2歳Sはペースが上がって前潰れ競馬になりがちなレースです。
そこで3~4角辺りで自ら動いて運ぶ分には良いですが(ジオグリフやニシノデイジー等)、直線に向いてから後ろから差してきた馬(サトノゴールド等)というのは、前が潰れたところを指してきているだけなので、あまり良い印象がありません。

実際、3着だったトーセンヴァンノは東スポ杯で10着と見せ場なく敗れています。

そのため、期待が出来るとしたら先行策でしょう。実際、北海道シリーズの2歳戦はスローが多いものですが、この馬は比較的速めのペースは経験済ですし、勝った未勝利戦では、なかなか外に出してもらえないところを押し切って進路確保する強さもあります。(詳細はこちら

ただnetkeiba3番人気はちょっと…


個人的な評価

本命候補 サトノヘリオス、ラーグルフ
対抗候補 ボーンディスウェイ、コマンドライン
紐候補  キラーアビリティ、ジャスティンパレス、アスクワイルドモア
     マテンロウレオ、フィデル
穴候補  グランドライン
???  アケルナルスター、シェルビーズアイ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?