【新馬戦アナライズ3】タチの悪い馬場
先週は大雨による道悪馬場に、突如発表された大量除外に競馬界隈は慌ただしかったですね。
本命が消えることはなかったのですが、相手がいなくなったり、函館SSのように購買意欲がなくなったりと、少なからず影響は受けました。
しかし、東京の馬場はいつになったら傾向が変わるんですかね…。不良になったら変わるかなと思ったら、前残りに拍車がかかったような状態に。。
これまでのレースぶりから1,000m59秒で逃げたら耐えられるはずがないような馬が、耐えて粘ってしまうような馬場とか、もういい加減にしろよと言いたくなります。もはや実力ではなくただの位置取りゲームと化している、そんな印象です。
さて、早速ですが、この土日の分析です。今週から未勝利戦も1鞍組まれていたので、そのレビューも行っております。
6月15日(土)
他はダートの新馬戦でしたので、この日は東京競馬場で未勝利戦のみ。前日から降り続く雨の影響で馬場は珍しい不良になりました。
講評にもありますが、前走掲示板に載っていたのが9頭中わずか2頭という低レベル戦だったので、あまり参考になりません。強いて言えば、新馬戦時に評価していたブンロートがここでもしっかり走ったというところでしょうか。
6月16日(日)
16日の東京競馬場は朝から晴れて馬場も乾き始めた段階でしたが、重馬場。また、前述の通り、前残りが著しい状態でした。なので、どこまで評価できるかというと微妙ですが、ラップに大きな凸凹が少なく、走破タイム自体も重馬場であることを考えれば悪くないタイム。サクセッションは注目出来そうです。
阪神の新馬戦は全体的に低レベルというか、前評判でこの馬!みたいなのがいない新馬戦になりました。オッズからも混戦ではありましたが、このレースも稍重ながら悪くはないタイム(最後の1Fではガクンと落ちていますが)。
阪神は力の要る馬場ではありますが、比較的実力通りに決着しやすい馬場になっている印象。全体的に差し決着になっている一方で、2着に逃げた馬が粘っており、次走はこのベッラヴォルタという馬に注目です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?