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24時間営業の危機

うちのコインランドリーは24時間営業です。
オープンしてから2年間ずっと24時間で営業してきました。

コインランドリーは無人でも営業可能だと
言われていますが、
毎日掃除に行かないといけないので、
1〜2時間は掃除に行きます。

ですが、その後は無人です。

だからか、夜中に騒ぐためだけに来店する若者や
ホームレスの人が寝ていたという報告を多く聞くようになりました。

今、コロナでどこも時短営業をしていて、
若者が夜通し騒げるファーストフードや、ファミレスが夜中には開いていません。

だからご飯を食べながら友達と話す場所が
欲しくて来店するんだと思います。

コインランドリーの中にはテーブルと椅子があります。

買ってきた食事を広げながら
楽しそうに話す若者達には
悪気はないのかもしれません。

でも、夜中に洗濯物を持って来店したお客様から
見たら、怖いんです。

ホームレスの人も寝る場所がなくて、
仕方なくうちの店を見つけたんだと思います。

洗濯機の前でブルーシートを敷いて寝ている
人がいたら
死んでいるんじゃないかと心配になります。

さすがに怖くて洗濯できないですよね。

あるお客様から
夜中に寝ている人がいると聞きました。
いつも深夜1時頃に来店するお客様なので
何度か見かけたと。

最初死んでいるのかと心配になったが、
寝ているのだと気づき、怖くなったと。

これではお客様が寄り付きません。

私もその場に居合わせてしまったら
怖くて二度とお店に行きたくなくなるでしょう。

そのお客様は仕事上夜にしか来店できないから
開いているのは助かると
言ってくださっていたのですが、
このまま24時間営業を続けるのも
良くないと感じ、
時短営業をすることに決めました。

きっと気温が暖かくなれば、
違う居場所を探してくれるはずという
願いも込めて、
短期間ですが、
深夜1時〜5時は閉店にすることに。

早速、会社に相談した所、
自動ドアの設定を変える作業をしなければ
ならないので、すぐにはできないと言われました。

すぐ短縮営業に切り替えられない上に
自動ドアの作業費が10万円ほどかかるそうです。

いつ来ても良いようにと
お客様の為にしていた24時間営業が
心無い来訪者の対応の為にできなくなるのは
悔しいです。

短縮営業がお客様にできる最善の方法では
ないかもしれませんが、踏み切るしか方法がありません。
なんとか短縮営業で、来訪者がいなくなるのを
願うしかないようです。

またいつか、
24時間営業に戻せる日が来ますように。

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