質問スキル~いい質問とは?~後編

こんにちは!都内の大学に通う3年生のあゆりです。
自身のスキルアップのために入った『仕事塾』というビジネススクールでインプットしたことをアウトプットするために、今回も記事を書きます。
今回は、質問スキルの後編です。
前編では、ビジネスにおいて質問とはなにかについて学びました。
後編では、もう少し詳しいところと実践もあわせてやっていきます。

~質問の目的を理解する~

質問の分類


質問の目的は、答えが自分にあるのか相手にあるかによって大きく分けることができます。

確認・共感:自分と相手の答えがあっているのかどうかの確認や、共感を言い合うためのモノです。
例)映画を見た後に、「あのシーンどう思った?」「明日の一限って数学だよね?」「明日何時からバイト?」など

情報収集:質問する相手が情報を持っていて、自分が知らない場合に行います。事前に調べて得られる情報は調べておくのが必須です。

指揮・教育:質問する相手が情報を持っていなく、自分に答えがあるとき。
例)部下や後輩からの質問

共に考える:自分も相手も答えがないとき。
私はこう思いますけど、これに対してどう思いますか?という、お互いが仮説ベース。

質問をとらえるための4つの視点


①何のために聞くのか(質問の目的)
②どのような視点で聞くのか(質問の対象・視点):自社用語や自社でしか使っていない言葉をつかっていないか。相手の立場に立って考えられているか
③何について聞くのか(質問の内容)
④どうやって聞くのか(質問の方法):正しい口調で話せているかなど

実践1

こういった場合は、情報収集の質問が一番多いです。私たちは調べればわかる質問をしがちです。
この場合正解はありませんが、
具体的な業界知識など答えが相手にあるが、自分なりに仮説を考えて仮説検証や共感を促している質問が良いです。
そのうえで、確認・共感と情報収集を合わせたような質問をします。

また、共に考えるというところを学生の視点から提案してみるという方法もあります。
私は〇〇は今後△△になっていくと考えているのですが、学生の浅はかな知識になってしまって申し訳ないですが、今後〇〇は~~どうなっていくと考えていますか?というふうに、相手の考えを吸収できるいい質問だと思います。

実践2

この場合は、以下の質問を1対1でしていき、紐解いていくことが重要です。
・問題は何か?
└目的は何か?あるべき姿は何か?つまり、何が問題なのか?
・具体的にどこが問題だったのか?
└問題個所を分解するとどう切り分けられるのか?その中のどこが特に問題なのか?
・なぜそうなったのか?
└なぜその問題が起きてしまっているのか?影響を与えている要因は何か?
・どうするのか?
└その原因を解決するには、何をどうやっていけばいいのか?本当にほかに施策はないのか?
・どうやってやるのか?
└いつ、どのくらい、どうやって、だれがやるのか?検証の仕方はどうするのか?

このように、ひとつひとつ丁寧に質問をしていくことで状況も順序も整理することができます。

~まとめ~

質問するにあたって大きく2つのことに注意する必要があります。
・相手にとってやさしい(理解しやすい)質問なのか。
└相手の立場に立って考えられているか
・相手の時間を奪っていないか
└トイレの例などは看板を見ればすぐわかるかもしれない、人に聞くだけ無駄の可能性がある。
目的をもって質問をすることで、相手も答えやすくなりますし、質問の中身も充実したものになります!

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