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NPO法人木の子さん訪問

木の子さんに到達した経緯:さかさま不動産に私が登録している関係で、同じくさかさま不動産で、空き家マッチングをされた近所の木の子さんの情報が共有されてきた事。

ちょうどクラファンをされていたので応援しました。最近引っ越したとの連絡があったので、見学に行かせてもらいました。

参加されていたのは、近隣のお年寄り、養護施設に通われているお子さん、フリースクールに通われているお子さんなど、多世代でした。グループは若い人、お年寄りと別れがちで、特に無理やり交流をされているわけではないですが、お子さんが高齢者の「算数の先生」だったり、高齢者がお子さんの「裁縫の先生」だったりと、自然と仲良く成られているのが素敵だなと思いました。

子供は触れ合う人が増えると、引き出しが開くらしいです。自分も気づいていないような引き出しが、知らない人と会う事で開くっていいですよね。

川上生活改善センターにて開催

非常にオープンなスペース。お伺いしたら、ヨガ教室をされていました。マルエーさんのヨガ教室をやるなら、次回は菊地さんが合いそうかなと思いました。

皆さんでランチ

体操後にふきん刺し子教室があり、私も1枚縫わせていただきました。準備も丁寧にしてくれていて、教え方が上手で楽しめました。昔は小学生から家庭科があったんだよ~なんて話も聞いてて楽しかったですね。

その後は、ランチ会にも参加させてもらいました。

ランチ

メンバーのおじい様が育てたトマトや寄付いただいた野菜やお米でできたランチ。お味噌汁が自家製味噌で美味しかった。木の子さんでも味噌を作られているらしいので次回は参加したいものです。

野田村(仮)でもコモンミールという食事を大事にしてたいと思っています。食事をすると自然と会話もはずむ。1人暮らしの80代の女性の方は、自分では料理をしないとおっしゃっていたので、栄養を摂取するのに良い機会なのかなと思いました。

すぐそばにある畑

イベント後に畑に移動。味噌づくり用の大豆・トマトなど。ジャガイモは猿にやられてしまったそうです。周りには立派な畑をされている家が多く、みるだけでも勉強になりそうでした。水は、近くまで水道が来ている。水やりは、近所に住むスタッフがしに来てくれているそうです。

お引越しした家

イベント会場の近くに木の子のおうち。道沿いの窓部分が大きく、開かれた場所というイメージが印象的。鉢植えの花は近所のおじいさんが「こんなの作るの初めてなんだけど」っていいながら持ってきてくれたそうです。

家の壁戦時中の新聞ぽいもの

壁に貼られた新聞は、戦時中の様な気がします。私は古民家など時間の経過を感じる物が好きなので、眺めておりました。

お庭から建物を見た写真

お庭も広く、お子さん達が走り回っているそうです。庭にはまだ2個建物があり、改装して子供の秘密基地にしたら楽しそうですね。なんて話をしていました。

2階もあるので、片づけ後、子供が自由に登ったり下りたりできる様にする予定だとか。

化粧水作り

たわしや化粧水を作られていました。化粧水は、近所に生えている自然のものを活用されていました。売り物になるそうです。経済を回していくために。売上って大事ですよね。埼玉のBABALABOを思い出しましたが、ここは若い人も手伝ってくれるから少し違いますね。


おまけ:ご近所のやぎさん一家

近所の方が飼っているやぎさんを見せてもらいに行きました。生まれたばかりの子ヤギさんと触れ合う癒しのひと時。人懐っこくてかわいかったです。

感じた事

  • 多様性の良さ

    • 初めましても、そうでない人も関係ない感じが心地よかった。多様性があるコミュニティの良さは、寄せ植えの様に自然とお互いを尊重して、自然と仲良くなれる。そんな関係性を実感できました。

  • 立地

    • 川上生活改善センター・木の子の拠点・畑が近くて、活動しやすい。箕輪町の物件も隣が公民館なので、同じようにイベントの時には活用させてもらえる利点があると思った。

  • コミュニティの難しさ

    • 数年かけて少しづつコミュニティを作っていかれたそうです。菊地さんもそうですが、地元出身でない事の難しさを実感しました。


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