ある朝、知らないべろんべろんに酔っぱらっている男の人がドアの間に横たわって寝ている

昨日、面白かった自分の出演しているライブから帰って寝ていると朝の6AM前にドアを無理やり外から開けようとする音がした。

ドアの外にはべろんべろんに酔っぱらっている男の人が、僕と隣に住んでいる人のドアの間に横たわって寝ている。

僕が今住んでいる団地の部屋に、僕の前にはフィリピンから来ていたバーで働いていた女性が住んでいたらしいので、ひょっとしたら、酔っ払った男の人がその人狙いで部屋に入ろうとしたのかと思った。しかし、僕のすぐ下の部屋にはアル中の男の人と精神的な病気を持つ女性が住んでいて、毎日夕方になると叫んだりグラスや皿が割れる音がしていた。殺し合うのではないかと心配していた。しかし、最近は夫婦とも病院に入院してしまったという噂がビルにあった。警察に言わなければと思っていたところ、隣の人が警察を呼んで、話している声が聞こえてきた。
隣には高校生の娘を持つ夫婦が住んでいる。しかし、その夫が仕事でいなく、朝は二人制服を着た高校生の女性が学校に向かっているのを見かけていた。その母親が自分たちのことが心配になって警察を呼んだのだと分かった。警察官と話が終わりそうな頃に、

僕も外に出て、「今ドアの前に不審者がいました」と言ったが、警察官には「もう終わりましたので、気になさらないでください」と言われた。

「何だったのでしょうか?」と聞くと、「酔っぱらいです。もう帰りましたので、終わりました。」と続けて言った。話が広がらないようにしている要素が僕に伝わった。
僕の住んでいるエリアは治安が悪いのは知っている。オートバイが盗まれたり、自転車を置くといたずらされるか持っていかれる。殺人事件がいくつかあった。生活保護を受けている人が去年殺人で逮捕され、2年前は数人を殺した人が近くにいた。しかし、このエリアの団地は500万円なくても2LDKや3DKが買える。周りは工場が多く、工場で働く労働者が多い。
つい、先週自転車が盗まれたが、自転車に言ったも、「このエリアで盗まれた自転車は90%かえってきませんよ」と言われた。これが今日本で住む現状でしょう。

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