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完全在宅ワークとこたつと環境変容法

実は来週から完全在宅の仕事がスタートする。
完全在宅…

現在32歳の私。完全在宅といえば、私が子供の頃、母がいっときだけやっていた内職を思い出す。ミシン糸を巻きつけるポピンのような備品でちまちまやっていた。
子供ながらに、とてもそれだけで食べていけるような働き方とは思えなかった。

しかし、コロナ禍の社会情勢もあり、リモートワークは世の中の常識になりつつある。すげえよなぁ…

私は幼い頃からデバイス類が好きで、現在進行形である。
新しいOSが出るとなればソワソワしちゃうし、iPhoneも本当は最新を使いたい(金がないのでSEで我慢)
そんな私でも、若さに陰りが見えてきたのか、完全在宅のリモートワークに手を出すのはやはり勇気がいった。だって一昔前なら内職だぜ…?

流石に完全在宅だったらそれ一本で一人暮らしの食い扶持を稼げるほど安定した仕事が入らないんじゃないか?と思っていたからだ。
だけど、社会の変容のスピードは凄まじい。

正直、物理的に実現可能だろうとは昔から思ってた。ネトゲ廃人だった17歳の時はSkypeで九州や関西のギルドメンバーと音声通話しながらゲームしまくってた経験から、リモートで出来ることの可能性の片鱗には触れていたから。

だけど、すごいのは、それを本当に形にしてしまう各企業の工夫と勇気。
今、完全在宅の求人をだしているのはベンチャーが多い印象。国内の大手はまだ堂々と推し進めていないんじゃないかなぁ。情報漏洩とか心配して。大手がやるとなれば委託とかなのかもしれないけど、いずれにせよ国内大手が直接完全在宅人員を募集している求人には私は当たらなかった。
一方でAmazonは見かけた。やはり外資系の企業は適応が早いし、適応どころか活用している。

なーんて考えているのだった。

さて、タイトルにはこたつと環境変容法も書いてある。
…こりゃ一体何の関係が?という声が聞こえてくる。
実は、この3つは緊密に関係している。

晴れて完全在宅ワーカーとなる私だが、
前職の仕事のデスクはやはり気を配っていた。
退社時は必ず整然とした状態で帰ったし、どこに何の書類があるかまるで見当もつかない人の机を見ると「よくこれで仕事回るなあ」と思っていたものだった。
そこで!仕事スペース用の模様替えをした。
季節柄、こたつのこともかんがえた。

うーん…せっかく家なんだしこたつはあってもいいかなぁ……

そう思って四日間ほど洗濯して乾かしたこたつ布団とラグを設置してこたつ状態で仕事スペースを過ごしたが……

だめだ!!!!これは緊張感が無さすぎる!!!

否が応でもだらけモードになってしまうこたつに嫌気がさし、物置へご帰還いただいた。
せっかく洗って乾かしたのにね…笑

はーあと思っていると、ふと浮かんだ。
環境変容法だ。
昔、発達障害のことを血眼になって勉強していたことがあり、その本の中に書いてあった「環境変容法」。
これは人によって正解が異なるが、ハマると効果がデカい、環境の工夫によってパフォーマンスの向上を試みるもの。

私の場合は、仕事の環境には一定の緊張感が必要で、今回においてはこたつ×仕事=あかん!!となった、という訳なのであった。
こたつがあっても入りながら仕事できる人、すごいわ…雰囲気に流されない強さ…
私の場合は環境変容法がめちゃめちゃ効くってことを再確認した日なのであった。(ムード作りって意外と大事なんだな…)
おしまい。

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