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2周年ありがとう

配信でのお手紙


今日は来てくれてありがとうございます。

2年前の10月24日にVtuberとしての初配信を行いました。
最近見てくれる人も増えたので自分が配信を始めたきっかけをお話ししようと思います。

もともとネットゲームをよくしていたのですが
自分の声が好きではなかったのでいつも通話などでは聞き専をしていました。
実の親からもよく怒られていたり、学校でも馬鹿にされたり
初対面で真似をされることもあり、自分の声にコンプレックスがありました。

ネットゲームの友達がそんな自分の声をいつもほめてくれていたのですが
全く自信が持てずそんなに疑うなら配信をしてみたら?って言ってくれたので
本当に思い付きで配信活動を始めました。

2年間は本当に早く過ぎました。
たくさんの人に声のことをほめてもらえることも増えました。
自分の2年間の配信活動は劇的な伸びはなかったものの
すごく恵まれていて暖かい2年間だったと思います。
本当にたくさんの日本人のリスナーに支えられました。

ただ2年間愚直に続けていたけどバズることはなかったので
やっぱりリスナーが増えるより減ることのほうが目に付いたり
これからどうしようかなって緩やかに死んでいくことに悩んでいました。

2年間は正社員として働きながら配信活動をしていましたが
7月頃に働きすぎで病気になってしまって仕事を辞めました。

今までは趣味として配信活動をしていたけれど
これからは生きるために配信しなければいけなくて
どうしようってすごく悩んでいた時に
海外のリスナーさんに自分を見つけてもらえたことは
本当に幸運だったと思っています。

そしてたくさんのリスナーが増えた。
それでも今でも毎日
「明日も自分は頑張れるのだろうか…」
なんて不安になることもあります。

だけどみんなと過ごす毎日は楽しいです。

伝えたいことはたくさんありますが
私が海外のviewerに向けて一番伝えたい事。
あなたたちに出会ったのは最近ですが、
出会った時間に関わらずみんなのことが大好きです。
まだまだ小さなVtuberだけどたくさん活動を頑張るので、
できるだけ長く自分のそばに居てくれると嬉しいです。
英語や中国語がうまく話せないのにいつも支えてくれてありがとう。

日本人へ
活動が変わったことによって嫌な思いをさせていたら申し訳ないなと思っています。
だけど自分が今まだここでVtuberとして活動しているのは必ずあなたたちのおかげです。
本当に冴えなかった二年間だけどすごく楽しかった二年間を支えてくれてありがとう。
そしてこれからもよろしくね。

English.

Thank you for coming today. Two years ago on October 24, I did my first stream as a Vtuber.More people have been watching me recently,so I'd like to talk about how I started my own streaming.

I had always played a lot of online games.I didn't like my own voice, so I always used to only listen not talk on voice chat. My mother used to get angry at me,people would laugh at me at school,and people imitate my voice when I first met them. I had a complex about it.

My friends in online games always praised my voice.”If you are so doubtful about your voice, why don't you try to streaming?"So I started stream on the spur of the moment.Two years went by really fast.I received more and more compliments about my voice from many people.

Although my two years of stream activities did not grow dramatically, but it was a very blessed and warm two years. I think I was very blessed and warm during those two years.I was really supported by many Japanese listeners.

However, even though I continued to distribute for two years,I did not get any buzz. I noticed that the number of listeners was decreasing more than increasing. I was worried about what I was going to do.For two years, I worked as a full-time employee while streaming. Around July, I got sick from overworking and quit my job.

I used to stream as a hobby, but from now on, I have to stream for a living.I was really worried about what to do.I was really lucky that I was discovered by overseas listeners.I feel that I was really lucky.

Even now, I sometimes wonder if I will be able to do my best tomorrow... But every day with everyone is fun.

There are many thoughts I would like to share with you,but I would like to say the most to my international VIEWERS.I have only recently met you guys, but I love you all regardless of the time we have met.I'm still a small Vtuber but I'm going to work hard on many activities andI hope you will stay with me for as long as possible. Thank you for always supporting me even thoughI can't speak English or Chinese well.

I am sorry if I have made you feel bad about my change of activities to Japanese. But I am still here as a Vtuber because of you guys. Thank you for supporting me during these two really dull but fun years. And I look forward to working with you in the future.

あとがき

Vtuber活動なんていうわけのわからないものを
もう 2年間もやっている
大して伸びることもなく 平凡な毎日だったね
だけど本当に恵まれた2年間だった 本当に

記念配信が近づくにつれて不安は大きくなった
1年前の温かい配信を覚えてる人はいるだろうか
この1年でたくさんのリスナーを失くした

1年前の自分より今の自分はよくなっているのだろうか
もう日本人には飽きられてしまったのだろうか なんて

それでも今でもいてくれている日本人は自分のことを
慕ってくれているのだと信じて止まなかったし
配信方針を変えてもなんとなく居てくれるのだと思っていた

ずっと最初から言い続けていることがあって
「みんなと友達になりたい Vtuberを辞めても」
綺麗事ではない本当のキモチだった 今も変わらない

だけど人間にはいろいろな事情がある
生活 仕事 恋人 友達 家族
Vtuberなんてのは二の次なのだ

そう だから リスナーと友達になるっていうことは
いつか熱が冷めて自分を推さなくなったリスナーのことを
笑って許し今までと変わらぬ態度で接するということなのだと
そういう気持ちをこの期間に苦しいほど痛感したのだ

ただの友達は毎日足しげく配信に通わない
友達同士で毎月たくさんのお金や時間を使わない
生活や仕事を犠牲にしてVtuberに尽くしたりしないのだ
当たり前のことだった

仕方ないな
自分は自分なりにやるしかない

本当にそう思ったし そうするしかなかった

それでも
古いリスナーとの関りが減ることはすごく寂しかった
生活が充実したのかもしれないし
自分に飽きただけかもしれない
良くも悪くも熱が冷めている感覚は当たり前に伝わってくる

配信にかつてのリスナーが誰も来ないことだってあったし
頭では理解していたし 今だって恵まれているけれど
悲しい気持ちってのは沸いてくるから

何かを得れば何かを失うことなんて世の常だし
自分は頑張っているから 自分は前に進んでいるから
なんて自分に言い聞かせる日も少なくなかった

色んなVtuberの人から
二周年はやっぱり昨年より熱量が減っていた
盛り上がりに欠けていた
なんて話しているのも聞いていたし
自分もそうなのかなって

いろいろやらなきゃいけないこと
今日に向けて準備はしていたけれど
どうしても自信がなくてやりきれなかった
お手紙だって何度もちゃんと書こうって思ったけど
誰も来てくれなかったら・・・?
当たり障りのないことしか書けないや
そう思うと筆が止まってしまった

だから何の準備もしてない状態で配信が始まってしまったし

それでも今日を楽しく終えられたことを
本当に本当にありがたく思います

最近全然居ないなって思ってた人が
Twitterで毎日カウントダウンをしてくれていた
そういえば昔失踪したよな~ なんて思ったり
だけどうれしかったし励まされたよ

朝、欲しいものリストからプレゼントが届いて
そこに書かれていたメッセージを見て泣いてしまった
「いつ読むかわからないから色んなシチュエーションで書いておきます」
「配信前 大丈夫きっとうまくいく 深呼吸して頑張って」
「配信後 お疲れ様 一年よく頑張りました」

そして海外のリスナーはいつも楽しく過ごしてくれて
リスナー同士がいつも仲良くしてくれる
楽しそうな姿を見ていると自分はいつも元気になる

たった、この1か月だけでも
こんなに色んな事があって
こんなに支えられている

じゃあ2年間はどれだけの軌跡なんだろう
自分にとっての2年間はどれだけ奇跡の積み重ねだったんだろう

たくさん配信にきてくれたみんな
時間帯違うのに来てくれたヨーロッパ圏の人
ずっとプレゼント連打してくれる中国リスナー
お金ないのにドネートするグラスイーター
マイクラで作ったdota2 寄せ書き
今日だけでもいろんなことがありすぎて

いちいち皆の名前もう書かないけど
世界中にありがとう

配信を終えたいま泣きながらこのノートを書いています
本当にありがとう

みんなが毎日を幸せに楽しく健やかに暮らせるように
矮小ながらいつも想っています。

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