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AI絵本の制作過程〜おうちピクニック編①〜

ご訪問いただきありがとうございます😊

私がChatGPTを使ってどのようにAI絵本を制作しているのかを少しずつお見せしていきます。

一気にお見せするとかなりの量になってしまいますので💦

今回のお話は、今までどこにも掲載したことがないお話となります。
そこまでの長編絵本ではございません😊

Amazon Kindleでは、

「青い鳥のおかえりなさい」(日本語版)
絵本カテゴリー1位🥇
読み物カテゴリー1位🥇

「Welcome Home Bluebird」(英語版)
Kindle洋書Children's Books Animals 2位🥈

「勇気と優しさの物語」
絵本カテゴリー2位🥈
読み物カテゴリー7位

という実績を一応持っています😊

読んでいただいたみなさんからは、

「絵がキレイ」
「子どもが挨拶するようになった」
「過去の自分を重ねて心が温かくなった」
「勇気をもらえた」
「ジーンときた」
「うるうるした」
「大切なことを思い出せた」
「AI絵本もいいなと思った」

など、とても嬉しい感想をいただいています✨

マイナス評価としては、

「こんなの絵本ではない」
「絵本はもっと文字が少ないと思う」
「音を表現している場面がないね」
「長すぎる」
「キャラクターの名前がお笑い芸人みたい」

というお声をいただいています😭

物事にはプラスとマイナスが存在していますから、マイナス評価に関しては、今後の絵本に繋げていければと思っています🎵

これから、私の絵本制作を公開していきますが、AI絵本に興味のある方、これからAI絵本を作りたいと思っている方など、ゆっくり一緒に作っていっていただければ、みなさんのオリジナル絵本も作れるようになるかもしれませんね👍

ご質問、わからないことなどあれば、コメント欄に書き込みしていただければ可能な範囲でお答えしていきます🎵
もし、コメント欄で聞きにくいということであれば𝕏のダイレクトメッセージにて聞いていただければお答えいたします👍

私も万能ではないですし、すべてを知り尽くしているわけではないので、わからないことはわからない、出来ないことは出来ないとお伝えさせていただくことになりますが、ご了承くださいませ🙇


それでは、前置きが長くなりましたが。。。

AI絵本の制作過程 〜おうちピクニック編〜 を公開していきます!




まずは、ChatGPTに役割を与えます。

次に、絵本のストーリーをどのように構成していくかの指示を出します。

私の場合は、やっぱり感情に訴えるような、読み手の感情が動くような絵本にしたいと思っていますので、感情に焦点を当てます。

そして、起承転結がなければ、物語がわかりにくいものとなりますので、感情と起承転結、物語をどれくらいの年齢層に向けて描くのかを指示します。


この時、明確な年齢を指示したほうがChatGPTにも正確に伝わりやすいです。
「幼児向け」にしてしまうと、日本では小学生ぐらい向けの物語になってしまうような気がします。

タイトルは「ぼくのきもち、わかるかな?」になりましたね。

物語も悲しみや喜び、気分の落ち込みも表現されているように思えます。
セリフも所々に含まれています。

ですが、多くの絵本は三人称視点で描かれていることが多いので、今回は三人称視点の指示も出します。


三人称視点に書き換えてくれましたが。。。

とてもじゃないけど、3歳〜5歳向けとは思えない文章になっています🤣

ChatGPTは、どうもこちらの条件というか、指示を忘れてしまう傾向にありますので、「どうなっているから、こうして欲しい」と再度、指示を出します💦


これなら、3歳〜5歳ぐらいのお子様にもわかりやすいですね😊

でも、このままだと一文が長すぎます。

物語を何度も読んで、イメージを膨らませます。

どの文章で、どのイラストを挿入するかということをこの時点から考え始めます。

小さな子どもは、文章ももちろん読みますが、文章以上に絵や印象に注目します。
つまり、視覚的な部分に興味を示すということです。

私たち大人でも漫画の本のコーナーに行くと、かわいいイラストだったり、独特なイラスト、かっこいいイラストであれば「なんだろう?」と手に取りますよね。

その次にちょっと立ち読みして、おもしろくなければ本棚に戻すことがあると思います。
子どももそれと同じということです。

なので、今回は、イラストと文章部分を分けるために、文章を分けてChatGPTに伝えます。

この時、イラストをアニメ風にするのか、実写風にするのか、絵本風にするのか、水彩画風にするのか、好みの画風を指示します。

さらに、今のAI技術では、全く同じキャラクターを作り続けることは出来ないので(LINEスタンプ用とか漫画のコマ割り用とかは別です)、可能な限り「同じキャラクターだとわかるように」ということを指示します。

「完全に同じキャラクターにしてください」と指示をすると「同じキャラクターを描くことはできません」と断られることもあります。

文章を分けて、新たな指示を出したのが以下です。


一発で、正確に再現してくれないことは多いです。

突然、以下のように英語で返してくることもあります。
この時は、翻訳サイトもしくは、スマホをかざして、翻訳してくださいね。

ChatGPTに「日本語で」と伝えるのも良いのですが、ChatGPTは過去の指示をすべて記憶することが出来ない部分もありますので、イラストや物語に支障が出ないように、余計な指示は出さないほうが無難です。

画像の英文は「ストーリーのイラストを生成しようとしているときに問題が発生し、今回は画像を生成することができませんでした。また、何かお手伝いできることがあればお知らせください!」と伝えてきています。

イラスト生成で何かしらのエラーが発生してしまうこともよくありますので、根気強く指示を出していきます。


かわいいネズミくんを生成してくれました。

アニメ風でファンタジックが良かったのですが、これはこれで可愛いので、今回はこのアニメ実写風で制作していきます👍

採用するイラストが決まったら「画像IDください」と、その画像自体のIDをもらいます。

これは、今後のイラストを生成していくうえでとても重要なIDとなります。

ChatGPTに対して、そのIDを提示することで、出来るだけ同一のキャラクターを生成してくれる確率が高くなります。

あくまで確率なので、やっぱり完全なキャラ一致は不可能です。
他にもシード値と言われているものがありますが、今はエラーが発生してしまいます。

gen_idというのもありますが、エラーは発生しないもののやっぱり正確には同じキャラクターは生成してくれません。

私としては、画像IDというのが使えるのかなと思っています。

でも、2024/5/28時点では、こんなややこしいことをしなくても採用したイラストをクリックして、「この画像のキャラクターが。。。」という指示を出せば、そのキャラクターの特徴を引き継いでくれる可能性が高いです。

ChatGPTは日々、内部的な変化をしていますので、これからも変わっていくと思いますし、私よりもっと正確にキャラクターを再現する方法を公開している方もおられると思うので、調べてみても良いかもしれません😊

今回の「AI絵本 制作過程①」は、この辺で。。。👋
次の記事をお楽しみに🎵

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