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その水溜まりの水が淀む前に 蒼く高い空を深く深く写しているうちに 伝えたいことは伝えないと あっという間に 言葉は汚れてしまうんですよ。
風船を捕まえるように 飛びついて捕まえた言葉 石ころのように道に落ちていて 拾い上げた言葉 手のひらを 握って開いたら 乗っかっていた言葉 わたしの前に現われる 言葉
それは確かに私の「言葉」です さらわれた「言葉」が帰ってきたよ
ヘンデルとグレーテルのように 言葉を落として歩いたとして それをたどってどこかに帰れるのだろうか わたしは