グラミン日本設立パーティーにて登壇させていただきました！

恐れ多くも、昨日女性の創業についてお話をさせていただきました。ノーベル平和賞をとったユヌスさんの銀行の日本設立パーティーに私が…？と悩みましたが、これは私の使命だと感じてお受け致しました。
　
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6歳で両親が離婚、母が鬱病になってから生活保護を受けて暮らしていました。シングルマザーの家庭であるといことが恥ずかしくて人に言えず、人の税金で暮らすという罪悪感を感じ続けた10代。家庭環境の話をきちんとできるようになったのは30代に入ってからだったように思います。

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パーティー始めにユネスさんからのお祝いのメッセージが流れ、私は嬉しくて涙が出そうになりました。

―自分に何ができるのかわからないと言って佇んでいる人が、僅かながら自由に使えるお金を手にした瞬間、突然、心と体が動き出して「そうだ、わたしも何かできるはず」と考えはじめ行動にうつすことはとてもワクワクすることです。

―全ての人は無限の創造力がある。

―お金を稼ぐことは幸せですが、他人を幸せにすることは最高の幸せです。

私はバングラデシュにも行ったことはありませんが、そこには私がいると思いました。私の人生は仕事、ビジネスを通して大きく変わったからです。16歳から家出をして、人に諦め、生きることが苦しくて、どこにも居場所がなかったあの頃。本当にギリギリの中で生きていました。

そんな中で私を救ってくれたものは、仕事を通してお金を得て「明日生きていける」安心安全。そして人との信頼です。多くの先輩、同僚たち。叱咤激励されながら、超生意気な私を諦めないでいる人がいてくれた、全力で受け止めてくださる方たちがいてくれた。

今、私が人にこだわり事業をしているのはその原体験があるからです。私も次世代に伝えていきたい、彼女たちを見守っていたい。人が本来の自分を受け入れ、イキイキと生きて幸せになる姿というのは、私にとっても最高に幸せな事です。

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私の道はまだまだ途中ですが、これだけは言えます。人は自分がされたことしか、他人に出来ない。大切にされた、尊重された、育ててもらった、愛してくれた経験は、例え親でなくとも、とてもとても救いになります。希望になります。

小さくていい、まずは自分ができることからひとりひとりが行動していけば、私はよりよい人生・社会になると心から信じています。

If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.

（2018年9月19日Facebookより抜粋）