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大きな勇気で小さな一歩を。

私にとって、それは勇気のいることだった。

私のただの、わがままかもしれない
人としての器が小さいだけなのかもしれない
過剰反応しているだけなのかもしれない


でも、心はそんな私の思考を無視してまたざわざわする。

だから、つい表情や言葉、行動で
周りに自分の感情が伝わってしまった時は
反省して、悔やんで、責めた。「未熟者」。

心おおらかで
小さいことなんて気にせず
和を保つ
=いい人

そんな人がみんな好き。
そんな人が誰からも好かれる人。
 
それに当てはまらない自分は
どこか「気を遣わせる人」。

そう自分自身をジャッジして、反省しては
またどこかで心はざわざわして
自分にはやさしさが欠けている、
なんて器が小さいんだろうと責めていた。




今、これを記しているのは
ひとつのざわざわがきっかけ。

何というか、、、
本当に小さなことなんだけど。

些細なことだって頭では分かっているから、
だから心のざわざわに気付いたとき
目を閉じて言い聞かせた。
いつものように。

ーたいしたことない、
 心がまだ未熟なだけだよ、
 前にやったみたいに笑いに変えてみようよ
 ネタになればみんな楽しいでしょ?


・・
・・・

強く強く心で唱えた後、

目を開けた。







ダメだった。


心がざわざわしてる。

まだ、ざわざわしてる。


なんなら、ざわざわが大きくなったような気さえする。

ダメだなぁ

また自分で自分にマイナスポイント加算。

いつもこうだな、同じことの繰り返し。
成長してないなぁ。
ダメだなぁ。

そう思って、無気力になる。


一瞬、ふと意外な思いが駆け巡った。

ーこれが私。
ここが私の不協和音を感じるところ。
気付いて。

今まで自分の感情を否定して
結果、誰にも言えない不満が募り
自分で固めた自己肯定感の低さが
人間関係に影響を与えてきたのも事実。

そんな思いが一気に駆け巡ってきて
このざわつきを受け入れよう、伝えてみよう
という思いに変わっていた。

でも、実際に伝えてみようとすると
相手を嫌な気分にさせるんじゃないか
自分が我慢すれば誰も気に留めることはないし
不要な勇気かもしれないと、
出しかけたその一歩を踏み止まった。

だけどまたそれと同時に、
もう一人の自分が語りかけるような気がした。

今まで何度もそうしてきたー
相手のため周りのためだと思っていたその我慢は自分を否定する原因になってるよ


自分を変えるチャンスかもしれない。

考えて考えて振り絞った、大きな勇気。


本当の友人だから伝えられた。
自分自身を受け入れ、
大切な人たちには解ってもらいたいと
心から思ったから。

友人は、驚いたようだった。
私もまだまだ言葉足らず。反省。

だけど、なんだか少しだけ気分がよかった。


もしかしたら、
ただ自分を認めたくて、誰かに認めてほしくて
ここに記しているだけなのかもしれないけど、

後で振り返ったときに
いまの自分にとってこの大きな勇気が
小さな一歩として
未来の自分に影響していたらいいなと思う。


久しぶりに勇気を振り絞ったなぁ。

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#自分への手紙 #大きな勇気と小さな一歩 #こころ  

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