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つらい夢

コロナ自宅療養6日目。つらい夢を見た。

抜群のインテリアセンスを持ち、自己中心的であった3年前に死んだ父と、幼くして離れた父を思う恋しさからひたすら聞き分けの良い子を演じていた私と、若くで死んだ母が登場した。

父がもう飽きたからといって私の家に中国の彫刻が入った大きな棚を運んで来るという夢だった。母は他人行儀に「どうしはったのあの人」と私にたずねる。どうやら私は母に対して、父との友好な親子関係を自慢したいのか、「うん私は聞いてたから」と答えた。

そして「私コロナになったの」とボソッと父に伝えると、父が「俺家着のままやから」とよく分からない言い訳をして去って行くという夢だった。

起きた時、夢だと分からなかった。私から見た父、母、そして私がきらいな私が、あまりにもリアルにそこにいたから。

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