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面接質問、マンネリ化していませんか?今すぐ使える面接質問例を10つご紹介!

こんにちは、ポテンシャライト の寳田(ほうた)です。

緊急事態宣言が明け、これまで以上にリモートでの働き方が当たり前になりました。それと同時に自然と、選考もオンラインに移行している企業さんが多いです。

そんな中で、

「採用したいターゲットは分かったけど面接で判断するための質問ってどうしたら良いでしょう?」

オンライン面接になったことで、企業側も一段と面接の質問を設計するようになった気がします。

本noteでは面接質問のポイントをお伝えさせていただきます。

では、はじめます!



0.面接の質問を設計するメリット

まずはじめに、なぜ面接の質問は事前に設計しなければならないのか。
その理由は下記2つだと考えています。

①自社に最適な候補者を選ぶため
②自社に合う候補者から選んでもらうため

自社に合う候補者を選ぶということも大事ですが、それと同様に自社に合う候補者から選んでもらうことも大事です。

ある本でも言っていました。

面接は「人が人を裁く」という特殊な場面です。その責任を思えば、本来なら周到なトレーニングが必要になるはずのもの。

その本の中では面接時のトレーニングについて言及していましたが、候補者に選んでもらうために、面接に向けた準備も整えたいですね。

準備には面接の質問だけでなく、レジュメを確認したり、評価基準を可視化したりと他にもありますが、今回は「面接の質問」ということで話を進めさせていただきます。



1.そもそも「面接」で見るべきポイントはどのくらいあるのか。

続いて「面接」で見るべきポイントを。

ポテンシャライトでは、採用において見極めるべきポイントを3つに分類しました。

1. 価値観
2. ヒューマンスキル
3. 業務スキル

より詳しく知りたい方は山根のnoteへ。


今回は面接という点に着目し、見るべきポイント上げていくと・・・

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1. 価値観
2. ヒューマンスキル
3. 業務スキル

この3つに分類できました。これだけだと、やや見るべきポイントが分かりにくいので、それぞれ詳細を分類していきます。


 1-1. 価値観

価値観は人によってそれぞれありますよね。ものすごい数になってしまうのですが、ここでは6つに分類しました。

- 外向-内省
- 感性-論理
- 規律-適応
- 自我-共感
- 着実-挑戦
- 達成-貢献

比較的価値観を面接で見るというのは難しいのですが、上記6つは面接の質問で見ることができます。


 1-2. ヒューマンスキル

上記同様、人間力でも分類してみます。価値観と人間力は異なります。人間力は尺度で良し悪しが測れるものです。今回面接において見るべき人間力はこちらです。(実際に面接でこのポイントをみていらっしゃる企業様も多いのではないでしょうか?)

- コミュニケーション力
 ・説得力
 ・否定力
 ・配慮を問う(尊敬/尊重しあえるか)
 ・チームプレイング力
- 論理的思考力
 ・クリティカルシンキング力
 ・分析能力
 ・問題解決力
 ・計画力
- 直感的思考力
 ・感情的知性(EQ)
 ・直感力、発想力
- 継続力
 ・持続力
 ・忍耐力
- 想い
 ・向上心(成長意欲)
 ・使命感・覚悟感
 ・情熱力
- その他
 ・マネジメント力
 ・転職活動の軸
 ・経営者視点


 1-3. 業務スキル

業務スキルは、各職種により見るポイントが変わるのではないかと思いますので割愛させていただきます。

ポテンシャライトでは、5つの職種の職務内容や要件を整理させていただきました。その他「この業務スキルを見るためにはどんな質問が良いの?」など、ご質問があればお気軽にご連絡くださいませ。



2.見るポイントに合わせた面接の質問を10つご紹介!

ポテンシャライトでは上記のポイント別に、5つほど質問を作成させていただきました。今回は、面接での見極めポイントとしてよく挙げられる項目の質問を、実際に10つほどご紹介させていただきます!

 2-1. 価値観編

価値観のパートでは、全部で4つご紹介させていただきます。

▼ 感性-論理

(質問例)
どのようなメッセージが動機になってあなたは動きますか?
例えば論理的なメッセージなのか、エモーショナルなメッセージなのか、など。

実際にその方がどちらを好むのか、どちら寄りなのかを判断することができます。

▼ 規律-適応

(質問例)
これまで所属していた集団、コミュニティの特徴を教えてください。どのようなコミュニティにすぐに馴染めましたか?

細かいことに敏感なタイプなのか、適応するのに長けているタイプなのか知ることで判別できるかと思います。これまで所属していた企業の組織やコミュニティを把握することで知ることができます。

▼ 着実-挑戦

(質問例)
今後、ジョインしていただく中で当社の働き方は多少ハードですが、「これだけは譲れないもの。」といったものはありますでしょうか?

仕事において、ハードに働くことを厭わないのか、自分を犠牲にすることを厭わないのかを知るための質問です。着実に進めていきたいタイプなのか、挑戦的なのかを判断することができます。

▼ 達成- 貢献

(質問例)
 本音ベースで聞きたいのですが、個人の目標達成とチームの目標達成のどちらがワクワクしますか?

個人の達成にワクワクする方、チームでの達成にワクワクする人様々ですよね。その求職者の、個人目標とチーム目標においての重要度の比重を捉え、協調性の有無を図ることができます。


 2-2. 人間力

人間力ではコミュニケーション力があるかどうか、論理的思考力があるかどうか という2点は見極めるポイントとして置いている企業さんも多いのではないでしょうか。「コミュニケーション力」/「論理的思考力」だけでなく「想い」や「経営視点」なども質問で見極めることが可能です。

▼コミュニケーション力

(質問例)
専門知識を持っていない方に対して、[ 適切な用語を挿入 ] という用語を説明してください。

これはすごく効果的な質問です。専門用語を持っていない方に対して、専門用語を30秒で説明できたら、誰とでもコミュニケーションを取ることができるかと思います。

▼論理的思考力

論理的思考力だけでも4つに分類されるのですが、その中の2つについて。

・クリティカルシンキング力

(質問例)
あなたが仕事でしなければならなかった最も難しい決断は何でしたか?その結果はどうでしたか?

最も難しい決断を事例にどのような基準でジャッチするのかを知ると、判断力、クリティカルシンキング力を知ることができます。

・問題解決力

(質問例)
解決できない問題に直面したときの職場の状況を説明してください。あなたは何をしましたか?

ストレスに感じる状態や、それをどのように対処していくか一連の流れをお伺いすることで、自社で求められる問題解決力に達しているかどうかを知ることができます。

▼想い(使命感&覚悟感)

(質問例)
今までの仕事の中で最も責任感を持ってされた仕事を教えてください。その仕事で学んだことも教えていただけますと幸いです。

これは仕事に対しての「責任感の程度感」を見る質問です。「最も」という部分を必ず入れるようにしてください。

▼その他

・経営視点

(質問例)
もしあなたが会社の代表だった場合、現職の課題を3つ挙げるとしたらどんな課題がありそうですか?またどのように解決していきますか?

問題解決力もジャッジできるかと思いますが、課題と捉える際の視点はジャッジできるかと思います。

・転職の軸

(質問例)
僕が仮にキャリアカウンセラーだったとして(今は面接官ですが)、一言で希望条件を伝えるとすると、どんな会社と回答しますか?

面接では本音は言いませんが、キャリアカウンセリング時には本音を話します。ここでキャリアカウンセラーだとしたら、という制限をつけると本音の軸が見えたりします。



3.最後に

いかがでしたでしょうか?今回は「面接の質問」に注目して見極める方法をお伝えさせていただきました。面接の質問を準備することで、その場で候補者の回答から判断することができます。ぜひ自社で面接の質問を設計、評価軸を可視化して見るのが良いでしょう。

質問設計だけでなく、評価軸も同様に設計させていただいておりますので、評価軸についてはまた改めてお伝えできればと思います!

それでは!


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