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へなちょこクリエイターAyumiのNFT所感と雑記⑦

こんにちは!!
いや~~~前回の⑥から数えると本当に間があいてしまいましたね。
更新していなかった間は、家業の畜産を廃業したり引っ越ししたり夫が鬱ぎみになったり母が介護になったり義実家が土地の売買で揉めたり職場で陰湿な嫌がらせを受けて転職したりしていましたが、比較的わたしは元気です!!

で。
何で超ひさしぶりに更新しようと思い立ったかと言うと、前の職場は昼休みにお絵描き作業できたんですけど、今の職場はネサフくらいしかやることがないので、暇つぶしです。

だけどさ~~~~~~~~~~~
正直こんな古い話まだ読みたい人いる??
無名BBAクリエイターの1年以上前のNFT所感と雑記なんて、飲み残したまま放置してたペットボトルの底に3cmくらい残ってるお茶ぐらいどうでもいい。
…てか捨てよう??

…とも思ったけどまぁよくよく考えたら元々あんまり価値とかを追求するタイプのnoteじゃないんでまぁいいわ。
いつも通りめちゃくちゃ暇な人だけ鼻でもほじりながら読んでください。
それではいってみよー。

◆ act.1 あの頃、界隈は輝いていた。かな?

区切りが悪いので見出しとかいう機能を使ってみたよ。
でも大したこと言ってないので若干気恥ずかしいね。

さて。
再開するにあたって、のっけからBBAの自分語りだけも何なので、わたしが参入してみようかな、と恐る恐る様子を窺い始めた頃の界隈の空気についてなどをお話ししてみましょうか。

まず、色々調べ始めたのが2021年の11月くらいから。
NFT用のTwitterのアカウントも、この頃に取得しました。
海外に自分の絵が売れたらいいな…ドュフフフwww という妄想に憑かれていたので、最初はアナログの落書きなんかを載せて、身バレを防ぐために翻訳した英語でのみツイートしてました。
結局この目論見は、NFTを始めた途端にせっかくフォローしてくれてた海外のフォロワーさんをものすごい勢いで失う という悲劇と せっかく海外ウケを狙って作ったつもりだったのに結局海外の方には一個もNFT売れない という二重の悲劇を生むのですが、それはまた後の話(号泣)

ともあれあの頃は、BAYCとかがばちくそに高額取引されてる、とかいう話題がちょっと落ち着いてきたくらいでしたかね。
今わたしが属している日本の個人NFTクリエイター界隈も、そんな空気に便乗しようという野心満々の同志たちがこぞって参入の準備をし始めた頃だと思います。
もちろん、日本の殿上人や大型PJの戦いは既に始まっていて、そういう方々のやつはもう『出せば完売!価格も何倍!NFTヤバーい!!』という、思わずゴミみたいなラップ調に叫びたくなるような有様でした。
Twitterには濁流のように宣伝が流れ、Giveawayには砂糖に群がる蟻のごとく人が群がり、完売!!御礼!!二次流通きたー!!みたいなキラキラの川面から、時折息苦しそうに顔を出す鯉のごとく「え…心折れそう…むり…」的にお迎えが全然ないと嘆く人の呪詛が浮かんでは消えてゆく……

GM!!GN!!という挨拶も、界隈に来て初めて知りましたね。
人々は明るくパワーに満ち溢れ、時折すぅっと現れては消えていく「最初はめっちゃテンション高くやる気満々だったのに3日くらい一所懸命宣伝してたかと思うと突然屍になるアカウント」の存在もそれほど気になることもなく、とにかくNFT周辺はぶっちゃけ気持ち悪いほど前向きなエネルギーに不自然なほど包まれていました。

これはですね。
BLオタク界隈という薄暗い穴ぐら(※個人の感想です)の中からもそもそ這い出してきた自分にとっては、まったく不可解で、なおかつちょっと不気味な世界でした。
そのあと棲みつくにつれ、だんだんとこれは「アート」の世界というより「投資??」の世界の要素が強いからなんだ、ということが解ってきます。
おおよそ人々がほぼ前向きな言葉しか紡がないのは、おそらく「引き寄せの法則」とか「言霊」的なものを信じたいからなんじゃないかなーと。(※個人の感想です)

まぁ内実が「アートの服着た仮想通貨」なんで、これは無理もないな…ていうか、そうなると自分も俄然前向きな感じに振舞った方がいいんじゃないか!!となったことは言うまでもありません。ゲンキンだね!!

ちなみに、以前も少し触れましたが、多少重なる部分もある日本の既存オタク界隈では、割とNFTに対する視線は冷ややかだったかと思います。
もちろん、これには仮想通貨に対する猜疑心や警戒心が含まれてのことですが、異様に明るくパワフルな界隈の空気、表面から売れる・売れないに直結している構造というものが、これまでイラストや漫画と密接に関わってきた層とは違いすぎたのかも知れないですね。
わたしも数人の友人から「やめときなよ~詐欺られるんじゃない?」などと止められましたが、わたしはちょうどその頃、BLをモチーフとした自分の作品作りには完全に意欲を失っていたので、どうせ何か描くなら全く違うものがいい、と考えていました。

結局は夫の薦め通りにNFT化を目的とした作品作りをするのはちょっと悔しかったけど。
まぁ売れたらラッキーくらいの気持ちでなら、やってみてもいいんじゃないかなって。

こうしてわたしは、野心と欲望と、そしてNFTを素敵な目標のために活用したい!という前向きな希望を抱きしめた人々でごった返す界隈の海へ、そろりと漕ぎ出すことを決意したのでした。

◆act.2 で?何描くん?

いくら下調べをしたと言ってもあくまで乏しいNFT知識のまま、わたしは結局縁起を担いでNFTデビューの日を2022年3月26日の一粒万倍日に決めました。
売る気満々じゃねえか!!
というツッコミは刺さるので禁止します!!
ていうか一粒万倍日なんて嘘だね!!ばーかばーか!!

…えー…いったん落ち着きますね。はい。

で、あれ。
多分わたしと同じくらいからNFTに参入し始めた人は、何を描こうか考えた時、だいたい同じこと思ったと思うんだ。

NFTってあれでしょ。
なんか同じ顔で同じ向きの人間とか動物の絵で、とにかく色変えたり背景変えたり素材ちょこっと変えたりして、枚数を作ればいいんでしょ。

今にして思えば、それが後々なんて甘い考えだったのか!と思い知らされた方も少なくないでしょう。
あと、いくら同じようなものとは言え、何で何枚も一気にMINTできるのかも解らんかったね。ジェネなんて知りませんもん!
だけど多分みんな似たようなこと考えたんだろうね。
当時はだいたいこの手動ジェネっぽい流れが主流でした。
今もまぁまぁそうだけどね。

で、何度も言うように、NFTは絵でもあり仮想通貨でもあるため、場所によっては発行枚数までもがダイレクトに価格に影響する世界。
「仮想通貨の側面を持った絵」と思う人もいれば、「なんかカッコいい絵が描いてある仮想通貨」と思う人もいるわけで、投資対象になるようなデカいプロジェクト作品は、どっちかというと後者で理解しているコレクターさんが多いのではないでしょうか。
仮想通貨欲しい。集めたい。どうせならCOOLな絵が描いてある通貨の方が持っててカッコいいじゃん。みたいな。

まぁ、この辺のことをきちんと考えられるようになってくるのは、まだだいぶ先の話です。
しかし、とにかくNFTやってみようと思ったときに、だいたい立たされる場所。
それが手動ジェネっぽい何かをいっぱい作ればイケるんじゃないか症候群──。

多分に漏れずここに辿り着いたわたしが一番最初に作ったコレクションとは───???

さもさも何かあるように引っ張ってみましたが、単に長くなって読み返すのが面倒になっただけです。
そんなわけで、続きはまた次回。



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