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へなちょこクリエイターAyumiのNFT所感と雑記⑤

どうもこんにちは。
前回の【へなちょこクリエイターAyumiの雑記④】では、鳴りやまぬほどのスタンディングオベーションを誠にありがとうございました。
わたしはきっとあの感動を忘れることはないでしょう。
実を言うとこの記事は、前記事を公開する前に書いているので本当にスタンディングオベーションが起きたのかは知りませんが、起きた前提で書いています。起きろ。

さて!
やるつもりじゃなかった壮大な前フリを終えていよいよここからが本番です!
…と言いたいところですが、正直前フリが反応デカすぎたのでここから何かやる意味ある?って気もしなくはないですが。まぁいいか。やるか。

結婚が決まった直後くらいにですね。
「仮想通貨とか、最近気になってんだよなあ」って話はされてたんです。
「どう思う?」って言われたから、わたしは「別に自分の持ってるお金の範囲でやるなら、好きにすればいいんじゃない?」って答えました。
「でも、そういうの、奥さんって怒ったりするんでしょ?」と言われたので「別に怒んないよ。でもスッたの儲けたの知ったら色々言いたくなるのは間違いないから、知らないところで勝手にやれば?」と答えました。
確かその時「まーいいや。やんないやんない」的なことを言ってた気がしたんだけども。

異変が起きたのは、前記事でも少し触れたように結婚してから1年目くらいの頃でした。
これまでの記事でもお分かりの通り、わたしは好きで好きでめちゃくちゃ惚れて結婚に至ったのですが、夫にとってわたしが全然好みの女ではないことは、長年の付き合いでよく解っていました。
なので、その頃起きた異変……誰かから電話がかかってくると、いそいそと聞こえない場所に移動するであるとか、それまでそんな仲良しでもなかった友達と頻繁に出歩くようになるであるとか、電話を絶対肌身離さず持って歩き、LINEの通知音もちまちま気にするようになるであるとか、そういう変化が起きたとき、お察しの通り「絶対浮気だこいつ」と思ったのです。

すげえ不安にもなりましたし。
友達や妹にも相談しましたし。
そういえば一回も「好き」って言われてねーぞ!!おい!!って陰で泣いたりとかもしたんですけども。今も言われたことないので少し根に持ってはいるんですけども。
冷静に考えると自分も人様のこととやかく言えるほどの恋愛遍歴でもないですし。そんなことでばたばた騒ぐほど若くもないですし。
ある程度期間を置いたら スンッ と冷静になってきました。

落ち着け。
落ち着いて、わたしが風呂に入ってるときだけ隠れて誰かとしてる電話の内容に、必死で聞き耳を立てろ。
そう、思いました。
思いました、じゃないね。ふんわり最低だね??
でもこれは夫も誤解を招くようなことするから悪いと思うんだよ!あ、ダメ?すみません。ダメって言われても既にやっちゃったけどね!

冷静になって聞き耳を立てると、どうやら相手がしょっちゅう一緒にご飯を食べに行っている男の同級生らしい、ぐらいのところまではうっすら見当がついてきました。
更に、耳慣れない単語がそこに混ざっていることにも気づき始めました。

…………ットコイ……ン…
……ーサ……イーサリア……
エイプ……

宇宙語かと思った。

それらの怪しい単語の数々を検索すると【仮想通貨】【NFT】みたいな言葉が浮かび上がってきました。
そうと解った途端、わたしは。

ええ。どうでもよくなりました。
だって浮気じゃなかったもーん!!

そうでなくてもわたしは絵を描いたり字を書いたり本を読んだり料理をしたりで忙しかったので、仮想通貨などという怪しさ満載のものを改めて学ぶ気はさらさらありませんでした。
ていうか毎度思うけど《仮想》《通貨》って言い方ほんとダメだよね。
普通に考えて『そこには存在してない妄想のお金』みたいな響きになるんだよなあ。

そこからNFTを始めるまでには、まだかなり間がありました。
わたしは元々漫画家になりたくて、相当真面目に投稿などもしていたのですが、20代の後半に一度小●館の某誌で小さい賞を頂いて担当さんがついたものの、ソリが合わなくて夢を諦めてからは、長く同人活動でお茶を濁す日々が続いていました。
でも、何の肩書きもない素人がね。誰にもさして求められてもいないものを描き続けるのにはそこそこの精神力が必要になります。
現代は昔と違って、その気になれば誰でも簡単に自分の作品を公開できるようになりました。しかしその分、自分という人間がだいたいどの辺に位置してるのかが顕著に解るようになってしまった。
絵を描くのは好きなんだけど、気づいたら絶えず誰かの『いいね』を欲しがってる。
いいねがもらえないと、元々さして価値もない自分の絵がどんどん価値のないものになっていってるように思えました。そうこうしているうちに、誰のために描いてるのか、果たしてこれは楽しいのか、解らなくなってしまった。
テレビから、小学生が描いた絵に何百万円もの価値がつきました!それが、NFT!
みたいな話が聞こえてきたのは、ちょうどその頃のことでした。


これのどこが所感だ。
まぁいいや。
今まで通り気が向いた時にダラダラ更新してゆくスタイルになりますので、気が向いた方だけお付き合いくださいまし。

それでは、また今度。




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