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広島長崎の日に

「戦争はいけないとずっと思っていました。でも思っているだけでいいのか。言葉にしなければ、それは思っていることなはならないんじゃないか。そう考えるようになりました。言葉にすることでようやく思っていることになるのではないでしょうか。」

長崎被爆者の言葉

今朝、ニュースで聞いた、長崎被爆者の方の言葉です。

その言葉に背中を押されるように、少し私の思いを綴ってみようかと思います。

私は戦争には反対です。
核兵器を持つことにも反対です。

ナイフをもってナイフに対抗するということはしたくありません。
銃をもって銃に対抗するということもしたくありません。
そしてやはり、核兵器をもって核兵器に対抗するというもしたくないのです。

頭上に核兵器が降ってきたのなら、黙して迎えましょう。この世界から核兵器をなくすことができなかった責任でもありましょう。

ただ。

若い方に責任はありません。
ましてや幼い子供達に責任があろうはずもありません。
できれば、そういう若い方達は逃げてほしい。

国を捨ててください。

国が滅んでもまた作ればいい。
でも、人はそうはできません。
亡くなった人を甦らせることはできません。

防衛費を増やして何を守ろうというのでしょう。
国でしょうか。
国家でしょうか。
文化でしょうか。

いずれも、人をなくしては成り立ちません。

広島で核兵器反対を訴えている方のもとには「無責任ではないか」という言葉も投げかけられるそうです。

核兵器反対を訴えているのは若い女性でした。
とても気丈に立っておられた。
そして一言こう言われました。

「核兵器を持つことで、ほんとうに抑止効果はありますか?」

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