あちゃんの花曜日(番外編)

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22歳の誕生日を迎えた日、寝起きの彼氏が花束をプレゼントしくれました。

花束には、驚くほど大きな芍薬の花が２本も。綺麗な葉や小さな花をたくさんつけたスターチス、名前の知らない花も一緒に束ねられていて、顔をそばに寄せると甘くてやさしい香りがします。

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「芍薬ね、スーパーの花曜日にあったけど３週も見逃してたよ！ ずっと欲しかったけど、なんか買う勇気が出なかった。 YUKIちゃんのトロイメライっていう曲の歌詞にも芍薬が出てくるよ！」
『それはよかった。。立てば芍薬、座れば牡丹、歩くは百合の花ってことわざ知ってる？あゆみちゃんにぴったりと思って〜』
「知ってる！東大王の問題ででてきたもん！」
『えー違うよ、うまるちゃんってアニメのテーマソングだよ』
「なにそれ〜？」
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こんな会話をしたあと、改めて花束をみると嬉しくなって、彼氏のお部屋にある大きなスピーカーでトロイメライを勝手に流しながら、ぎゅっとハグをしました。
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その後お家に大事に持ち帰ってすぐ、お薬を入れて花瓶に生けました。

４月、付き合ってから１年の記念日にくれた花束はドライフラワーにした。写真の左。

彼氏はなくなるのが悲しい、この先も残ってほしいから、今回の花束もお家ですぐドライフラワーにしてねって要求してきます。
ちょっと怖いよね…笑
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花束のほかには、フリルのついたまくらカバー、お庭みたいにのどかでロマンティックな匂いのディフューザーをプレゼントしてくれた。
さっそくいい夢を見られたよ。

(このディフューザーとってもおすすめです…🐈 https://fitsonlinestore.com/c/palmbeachcollection )

さいごに、がじゅまるの木。

『これ、キムジナーが住んでるんだよ！』と子供のような声で飽きるほどおしえてくれたけど、キジムナーでしょう。そう書いてるよ。

生きているものが２つもお部屋にきて、ひとりぼっちじゃない気持ち。

こうへいくんありがとう。

だいすきなお花とがじゅまるのあるお部屋で、囁くように、祈るように、明日も乗り越えられますように。
湧いたパワーが、会えない彼氏にたくさん届きますように。