「博士の愛した数式」を観ながら、テディベアのキット作り
映画を観ながら、テディベアのキットを作り始めました。
キット作りの手づくりの様子と、『博士の愛した数式』の映画感想です♪
1.テディベアの体験キット作り
テディベア3体分のキット作りを始めます(^^)
ありがたいことに、体験レッスンのお申込みをいただいたのです♡
まずは、材料のモヘアをカットするところから。
型紙を写して、5ミリのぬいしろをつけてカットしていきます♪
モヘアというのは、アンゴラヤギの毛で作った生地のこと。
いろんな色や毛の長さ、カールのしかたも種類があり、
違うモヘアを使うことで、テディベアの表情やイメージも変わります♡
カットは、先端のとがったクラフトハサミを使います。
わたしのは、ヘンケルのもの。
モヘアの毛を一緒に切らないことと、ぬいしろを5ミリにすることに注意します。
パーツを箱に並べると、クッキーみたい!
これを、手縫いで縫っていくのです。
右にあるのが、カットしてでた切れ端✨
捨てちゃうとこなので、この部分を少なくするように、効率よく型紙を置くのがポイントです♪
面側は、つやつやした毛がある生地です。
さて。
カットは特に難しいことないので、
ながら族発動で
映画タイムやアニメタイムです。
『博士の愛した数式』観ました。
次の作業の、縫い合わせは、また次の機会に。
2.博士の愛した数式【映画】感想
U-NEXTで、『博士の愛した数式』を観ました。
キャストは、寺尾聰さん、深津絵里さん他。
原作は、小川洋子さんの同名小説です
事故で80分しか記憶を持たない博士(寺尾さん)は、数学の博士。
事故の前の記憶はあるけれど、事故後の記憶はなく、そこでストップしていて、
博士にとってはいつでも、『昨日』が事故の前の日。
洋服にメモがはってあり、大事なことが書いてあります。
自分が80分の記憶しかないこと
新しい家政婦さんがくること
などなど。
博士にとっては、毎朝初めて、
家政婦(深津さん)と会うのです。
毎朝、同じように、数字の話から始まる会話のやりとりをします。
そんな会話の中で登場する、
素数、階乗、対数、虚数、友愛数、完全数…etc.
文系脳のわたしにとっては、数学は過去すぎる記憶。
学生時代でも理解には程遠いものでした
シングルマザーの家政婦さんには、10歳の息子さんがいます
博士がルートというあだ名をつけてくれるのです。
ルートは、その内に全ての数字を受け入れることができる、愛あるものなのだとか。
そんな人になるようにと、付けてくれたのです。
80分の記憶しかないのだから、同じ毎日が続いても、違う毎日であっても
当人にはわからない
でも、
家政婦さんと、毎日過ごす中で、
博士の世界が外に大きく広がっていくのを感じました
博士にとっては、今日は今日。
今は今で、
常に今日という日を生きているんだなぁと。
博士の愛した数式は
e^πi+1=0
e 自然対数の底
π 円周率
i 虚数
数学史上、もっとも美しいと言われている
オイラーの公式です。
例えば、夜空にきらめく星の美しさや、野に咲く一輪の花の美しさ、
一見、独立して関係ないようだけど、それを等式にしているのが美しいのだと。
公式が美しいとか、まだそこまで数学の世界を理解することはできないけど、
映画を観て、
全てのことを数字で表現しちゃう
博士の世界は、素敵だなと思いました!
モヘアのカット作業をしながら観るには、深すぎる内容の映画で、
とっても心に響きました。
わたしも、
『今日』という日を、
『今』を、
生きて行こう
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