見出し画像

挨拶という感謝の言葉

5月のオンラインサロンitiでの活動テーマ
”大切な人に感謝を伝える”
で、改めて両親への感謝の手紙を書いた。

前々回の記事でも少し触れたけど、
私は両親のことが大好きだからこそ、
褒めてもらいたくて、
認めてもらいたくて、
愛してほしくて、
期待に応えることに必死だった。
だから「お母さんが言ったから」「お父さんはわかってくれない」と、
両親はいつしか私を縛り付けた悪者になり、許すことができなくなっていた。
このことには何年も前に気づいていたし、だからといって関係性がすごく悪くなるということもなかったけれど、ずっと心のどこかをチクチクさせていた。

今回、大切な人に感謝をって言われた時に、真っ先に浮かんだのはもちろん両親。
これから留学も考えている今だからこそ、表面的な感謝ではなく、しっかり向き合って1ミリの曇りもなく感謝と伝えたいと思った私は、去年おすすめしていただいていた「鏡の法則」という本を頼りに、両親への想いを負の感情も含めて全て吐き出した。

そしたら、
両親の愛がものすごく深いこと
両親に似てる自分がたくさんいること
私自身が両親からのプレゼントであること
私と父と母はそれぞれ違う人格であること
命の尊さと奇跡

机上の学びやきれいごとが本当にすんなり自分に染み込んで、
産んでくれたこと、目の前にいてくれること、
今はそれだけで充分。心から存在そのものに感謝することができた。

存在に感謝できるようになったら、いなくなってしまうことへの恐怖を感じるようになって、自然と日常のコミュニケーションを丁寧に、心を込めるようになった。
家族が家を出るときも、心から無事を祈って「行ってらっしゃい、気をつけてね」が想いと共に出てくる。帰ってきたら満面の笑みで「おかえり」と喜ぶことができる。

「ありがとう」「おはよう」「こんにちは」「行ってらっしゃい」「行ってきます」
「ただいま」「おかえり」
「いただきます」「ごちそうさまでした」
「おやすみ」「ありがとう」


学校でも、その他の学びの場でも、たくさん感謝することの意義を教えてもらったし、考えてきたけど、どこか「〇〇してくれてありがとう」というdoingへのありがとうだった。挨拶だって、明るく元気に気持ちよく、マナーのひとつでしかなかった。

でも、挨拶も感謝の言葉なんだと、今は思う。

だって挨拶は相手の存在があって初めて生まれるものだから。


目の前にいてくれることにありがとう。
挨拶できることにありがとう。
そんなbeingに対する最も身近な感謝の言葉が挨拶なんだと思う。

だから朝目覚めたら
自分にもおはよう!(起きてくれてありがとう)
寝る時には
自分におやすみ!(今日1日お疲れ様、ありがとう)
自分への挨拶も大切にしよう
☺️


これからも当たり前に感謝を込めて🕊



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?