赤の他人。

入院して、娘が甲斐甲斐しく面倒を見てくれている。
私に任せきりだった家事も、やらざるを得ないためとはいえ、今のところ頑張ってこなしている。

自宅から病院まではバスで小一時間かかる。往復も面倒ということで、別れた父親に送迎を頼むこともある。
緊急事態だから、ありがたいと思っていたのだけど、彼にとっては、別れた妻の容態などなんの興味もなく、むしろ関わりたくないと思っているようで、まあ、そうだろうけどさ、なんか腹立たしい。
もう本当に他人になってるんだなと思ったら、清々したけどなんか腹立たしい。

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