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もう引退してもいいでしょうか。

ある日、洗濯物を干そうと上を向いたら、世界中が回転し始めました。
とてもではないけれど立っていられないほどで、横になっても、目を閉じていても、世界が回っているのです。
翌朝目覚めても、起き上がるのがやっとで、これはまずいと近くのクリニックにかけこみました。

色々検査をしてもらったところ、左耳の聴力が少し落ちているので、もしかすると突発性難聴かも知れないということで、専門の病院を紹介されました。

翌日、地下鉄に乗って、バスに揺られ、小1時間ほどのその病院で、検査してもらうと、良性頭位発作性めまい症では、という診断で、薬を処方され、しばらく様子を見ることになりました。
しかしながら、あまりにめまいがひどいので、その場で点滴を打つことに。

それから1週間ほどして、本人としては、症状も落ち着き、これなら仕事に戻れるかなあ、と再度診察を受けに行ったのですが、検査の結果、まだめまいの症状が出ていると言われ、許可されたのは「散歩ていど」

そもそも、常日頃から、立ち眩みやめまいの類は感じていて、現状、その普段と何ら変わらないと思っていただけに、いかにゆがんだ健康観を持って暮らしてきたのだろうと驚かされました。
実はずっと病気だったのかも。

そうこうするうちに、世はゴールデンなウィークに突入し、半分仮病かな、などと思いながら自宅でゆっくり過ごしていると、今度は夜中に胸を締め付けられるような苦しさで目を覚ましました。
久しぶりに会った娘に、体中のむくみを指摘され(本人は太っただけと思い込んでいた)連休の合間に循環器内科のクリニックを受診すると、狭心症かも知れないから、24時間の心電図ホルダーをつけることになりました。

苦しくなったらボタンを押して、よくドラマとかで聞く、ニトロを服用するように、とのことでしたが、そう言う時に限ってそれほど苦しくはならないのが世の常人の常でなのでした。

今は心電図の検査結果待ちで、正直、めまいはほとんど気にならない状態です。
しかし、耳鳴りが1日中しているのが気になるところ。

もうさ、これだけ色々体中に支障が出てくるのも、ある程度は老化現象なわけですよね。悪くなることはあってもよくなることの方が少ないと思っているんですよ。世の中のご老人方はこうして様々な症状を抱えて、それを緩和させるべく、病院に行くわけなんでしょうね。

ふとカレンダー見たら、かれこれ3週間近くおやすみしていて、そりゃ仕事に行く気がなくなるわけだよな、と思った次第。
そうはいっても、副業を始めようとして、いろいろ勉強したり、クラウドソーシングで簡単なお仕事をしたりしてはいます。
長いことサービス業に関わってきたので、こんな風にのんびりとお家でお仕事するのって憧れではあったのです。

でも、実際に食べていけるほど稼げるのかって言うと、まだまだそんなことはなく、先日ようやくAmazonギフト券500円を手に入れることができた所です。長い道のりだった。

そんな感じで、そろそろ引退したい今日この頃です。

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