プラセボ。

主治医から“元気の出るオクスリ”を処方してもらい1週間、実によく効いているのである。
何より、片時も鎮痛剤が手放せないほど酷かった頭痛やら、身体中の痛みから解放されたため、休日は死んだように眠るだけだったのが、状況にも寄るのだけど、あまり頑張らなくても日常生活が送れるレベルにはなった。
逆に、買い物をするとなるとあれもこれもと買いすぎの傾向が見られたり、話始めると止まらなくなったり、笑うところではないのに、笑ってみたり、いつもよりちょっとテンションが高いような気もする。
テンション自体は高いのだが、なんと言うか、半分無理矢理高いような、本当は元気じゃないのに元気にさせられてるような気がしなくもない感じはもしかしたら薬のせいなのかもしれないし、実はいわゆる躁転と言うやつなのではないかと不安になってきた。
主治医には、元気になったからと言って、あんまり動きすぎないようにしないと体が疲れちゃいますからね、ちゃんと休養とって、元気なぶんは気分転換に当ててください、と言われたのだけど、次から次へと気になることが浮かんでは、身体が考える前に動いてしまっていることがあり、1週間前には考えられなかったくらいの活動量に、心身のバランスを取りかねている。
クスリの飲み始めは、あまりの爽快さに、なんて楽なんだろう、と思ったのだが、思い付いたらすぐに行動していることで確かに体力の消耗も激しいように思える。とは言っても、まだまだ普通の人の半分の活動レベルにも達していないとは思うのだけどね。

とりあえずは、人様に迷惑にならないレベルでの活性化をはかりながら生活をしていきたいと思う。

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