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Webメディア→EC→D2C→SaaS。自己紹介〜社会人編〜

今回のnoteは、前回の自己紹介〜生い立ち編〜の続編である社会人編。長いので前回と同様、箇条書きのウィキペディア方式でご紹介していければと思います。

転職を複数回、住む場所は大阪→名古屋→東京と引っ越しをしたので中々の激動…!

そんな私の、自己紹介の社会人編。気になる部分のみでも読んでいただけると嬉しいです。


Webメディアと、Web・ECの勉強(大阪)

・新卒で入ったWebメディア会社を研修期間に辞め、スクールと職業訓練に通いWeb・ECの基本を学ぶ(8ヶ月)
新卒で最初に選んだのは、穴場の飲食店やヘアサロンを紹介するWebメディアの会社。営業から社会人をスタートしたが、営業をする中でWebの知識を1からがっつり学びたい気持ちが大きくなり、研修期間中に辞めるという波乱のスタートを遂げる(笑)

Webについて学ぶため、スキルを身につけようとWeb系のスクールに週1で通い始める。そこでHTMLやCSS等、Webの裏側を知り感動する。

週1のスクールだけだと時間があまったので職業訓練にも申し込み、学校かのごとく週5で通う。職業訓練とは、給付を受けながら再就職のための知識が学べる国の制度。Webクリエイターコースとネットショップ管理者養成コースがあったので連続して受け、新卒時代の7月〜1月の期間お世話になる。

この時、自分が目指すのはWebデザイナーの道ではないと気づき始める。ただWebの可能性と楽しさは感じていたので、Webを通じて情報発信する仕事に関わりたいと強く思うようになる。

・大手旅行会社で、旅行事務とWeb更新の担当をする(約2年半)
会社をすぐに辞めたため、次に入るなら体制が整っていて経験が積める会社がいいなと考えていたところ、ふと目にとまった求人票で株式会社H.I.SのWeb更新職を見つける。

アルバイト求人だったので薄ピンクのゆるふわニットを着て気軽な気持ちで面接に行くと、黒いスーツをバシっと着た役員3人が勢揃いして質問攻めをされるガチ面接で冷や汗をかく。絶対落ちた…と思い落ち込んでいたら、ラッキーなことに採用される。人生何が起こるかわからない。

旅行業界が初めてだったので「まずは旅行事務を」となり、エアー手配業務をする部署に配属される。

航空会社と交渉して予約席の管理や手配をするエアー手配部の仕事は、それなりにやり甲斐を感じていた。席を手配する時にはパスポート情報の入力が必要なのだが、毎日のように入力とWチェックをしていた。また「ハネムーンなので席をこのように手配してほしい」等のイレギュラー対応が多く、臨機応変さを求められる仕事だった。

この時に培われた在庫管理や校正チェック、イレギュラー対応力は、後に就くECの仕事で大いに役立つことに。無駄な経験なんてないのかもしれない。

しかし契約社員登用試験にも合格し1年くらいがたった頃、ふと思った。「私、旅行事務がしたかったんだっけ?

そこで、思い切ってWeb更新職への異動を申し出ると希望が通る。自ら働きかけて機会をつくるのは本当に大事だと思った。

異動後は、海外旅行のWebメディアの更新やバナー広告の制作等を担当した。(がっつりWebデザインはできないが、実はちょっとした画像加工やバナー広告であれば制作可能)

楽しかったが、自分の手がけたWebの更新や広告経由でどれくらい予約が増えて数字に貢献できたかは、自分から聞かない限り教えてもらえずモヤモヤしていた。広告もデザインや型が決まっていて自由度がなかったため、もっと自分で数字をみたり、数字を元にクリエイティブを変更できたりする環境にいきたいと思い始める。そこで、ダイレクトに売上が影響するECに興味をもつ。

正社員へなるためには旅行カウンターでの受付担当を経験するのが当時必須だったこともあり「いっそのこと転職しよう!」と一念発起。会社を辞めてから転職活動を始める。この時の大胆な決断とチャレンジが、後の人生を大きく変えることになる。

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退職時にもらった寄せ書きの数々。

・無職状態で転職活動をする(3ヶ月)
EC関係を中心に転職活動をしたが、現実はそう甘くなく難航した。

面白そうな会社は、大体東京にあった。少し受けてみたが移動距離が長すぎて途中で断念。しかし大阪ではあまりピンとくる会社がなかったのと、いいなと思う会社があっても中々通過しなかった。どうしようと思っていた矢先、母数を増やすしかないと考えて大阪と東京の間にある名古屋の会社を受け始める。名古屋の求人票をリクルートのキャリアコンサルタントの方に紹介してもらう中で出会ったのが、後に就職することになる株式会社MTG(美容や健康関連の商品を販売するメーカー)だった。

MTGは2018年に上場して会社の知名度は上がり、EMSトレーニングギア「SIXPAD」や表情筋トレーンング機器「PAO」等で商品の認知度も上がってきているが、2013年当時は「ReFa(リファ)」という美顔ローラーしか主力商品がなかった。

知名度は低かったが、勤めていた旅行会社の健康保険か何かのポイントで手に入れたMTGの美顔ローラーを偶然持っていたので「あーあの商品の会社か!」となる。良い商品で感動していたので「受けます!」と即答して受けることに。

名古屋へ日帰りで面接に行くと、EC営業部の部長が出てきたのだがめちゃくちゃ良い人だった。初対面の私に夢を熱く語ってくれた上に、とにかく仕事が楽しそうでイキイキしていた。直感で「この人みたいになりたい!一緒に働きたい!」と思った。

数回の面接をへて無事に入社が決まった時は、普通に泣いた。あの時のリクルートのキャリアコンサルタントの方には本当に感謝しきれない。

事業会社でモールEC(名古屋)

・メーカーの楽天市場店の運営担当をする(約4年)
入社した当時、EC営業部は小さな一室で10人弱しかおらず、Web制作・運営に関しては上司と私ともう一人しかいない状態だった。もう一人はWebデザイナーだったため、現場で運営面の手を動かすのは実質私しかいない状況。「これがベンチャーか…」と思ったのを今でも覚えている。

自社EC、楽天市場店、Yahoo!ショッピング店があり、楽天市場店においては楽天スーパーセール等のキャンペーンがとにかく多いのだが、キャンペーン前はまるで文化祭の前夜だった。値引き販売をしない方針だったため、値引きをせずに新規集客する方法を研究したり考えたりしては実践していた。

あとは売れている店舗の商品ページを見ては、見せ方をひたすらマネる。「ここにバナー設置できるなんて知らなかった!どうやったらできるんだろう?」と思ったら、調べてわからない時は担当の楽天コンサルタントの人やRMS(楽天の裏画面)のコールセンターに遠慮なく都度電話していた。しかし中々繋がらず、いつも電話が繋がるのを待ちながら作業していた記憶(笑)

リピート施策にいたっては、研究するためによく売れている商品で自分に必要なものはできるだけ楽天市場店で買っては同梱物をチェックしたり、メルマガを購読して研究したりして活かせられるものは提案して取り入れた。(その流れで今でも楽天ヘビーユーザーで最上位のダイヤモンド会員)

大変だったけど一つずつできることが増えて売上が上がると純粋に楽しかったし、新商品を無事に販売して必達できた時の打ち上げは最高だった!少人数のチームで一つの目標に向かって仕事をするのが本当に楽しかったし、何よりお客様からの良いレビューコメントがついているのを見ると大きなやり甲斐を感じた。

そんなこんなでメーカーECの中でも特に楽天市場店の運営を幅広く約4年担当し、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(4万店以上ある楽天市場の店舗から選ばれる年間の賞)を初受賞から4年連続いただくことができた。(もちろん私だけの成果ではないけれど)

事業会社で自社EC(東京)

・メーカーの自社ECの販促担当をする(約1年)
長くEC運営に関わっていく中で、目先の売上だけでなくトップページをリニューアルすることや既存ページの改修・コンテンツを充実させる必要性を感じていた。キャンペーンにたよらないECの販促を勉強したいなと思っていた矢先、ちょうどそのタイミングでEC営業部の東京拠点を立ち上げる話があり、個人的に東京へ行きたい理由もあったので「行きたいです!」と名乗り出て異動させてもらった。今思えば、よく声を上げたなと思う。

異動後は、自社ECの販促担当(主にメールマガジンやLINEの制作ディレクション等)をしていたが、上京してから個人のTwitterやnoteを本格的に更新し始める中で、いろんな出会いや気づきがあったのと入社して丸5年の節目も重なり、上場2ヶ月後に退職と転職をした。周りには驚かれた。

※退職や転職した理由の詳細は、下記のnoteに載せています。

・アプリ内のセレクトショップECで、企画担当をする(9ヶ月)
MTGに丸5年いた影響か、美容・健康領域に強い興味と可能性を感じるようになっていた。ECでのリピート購入と相性が良いし、何より世の中のニーズがある。寿命が延びる中で、美しく・健康的に生きたいと思う人は今後さらに増えると思った。

転職理由は上記のnoteに詳しく書いているが、次は美容・健康領域のWebコンテンツに関わりたいと思っていた。その時にLiBという女性専門の転職サービスを通じ紹介してもらったのが、ヘルステックベンチャーの株式会社FiNC Technologiesだった。

偶然にも東京に来たばかりの頃、FiNCの運営するパーソナルジムに通っていたので存在は知っていて気になっていて、ご縁があり入社することに。 

入社後はヘルスケア・フィットネスアプリ「FiNC」内にあるセレクトショップECの販促企画などをしていた。途中で中村アンさんが広告塔になる大型リニューアルの話があったのでECもリニューアルすることになり、少し関わらせていただいた。

がっつり最後までやりたかったけど色々あり見届けられなかったのが本当に悔い。短期間ではあったが、アプリやセレクトショップEC、リニューアルに関われたことは貴重な経験だったと思う。

※退職や転職した理由の詳細は、下記のnoteに載せています。

フリーランスでライティング(東京)

・D2CやSNSメディア、NPO法人でライティングのサポートをする(5ヶ月)
フリーランスを始めた経緯や携わった仕事は丸っと下記noteに書いているので割愛するが、簡単に言うとD2C×サブスクのパーソナライズヘアケア「MEDULLA(メデュラ)」やライフスタイルメディア「cocorone」、NPO法人「soar」等と主に関わらせていただいた。仕事をいただけることがどんなに有り難いことかを痛感する期間だった。フリーランスとして自分でお金の管理をしながら稼ぐことやリモートで働く経験ができたのは、自分の人生の中で大きな財産になった。

支援会社でD2Cブランド支援(東京)

・D2C支援会社で、PMをする(1年1ヶ月)
フリーランスを辞めた理由や今の会社に入社した理由に関しても下記noteに書いているので割愛するが、リファラルで採用していただいた株式会社SUPER STUDIOのD2C事業部でPM(プロジェクトマネージャー)を務める。自分の担当は、主にスキンケアやコスメ等のD2C。会社の人もパートナー会社の人も優しい人が多い環境だった。

※追記:途中から、各案件のCRMを専門的にみる役割へ変更。

人や会社に惹かれたのはもちろん、フリーランス時代にD2Cへ強い興味がわいたのと今後の人生を考えた時にブランドを立ち上げることも視野に入れていたため、入社を決める。

自分がブランドを立ち上げるとしたら、女性の疲れや悩みを癒してくれるような本当に良い商品・コンテンツを丁寧に届けたいな!

ただ自分が一から起業するイメージは今のところなくて、パートナー会社とジョイントベンチャー的な立ち位置で関われたら嬉しいと妄想中。もしご縁がなくてそれが実現できなくても、パートナー会社のコンサルをしながら自分の夢を重ねているところがあって、売上が上がったりお客様に喜ばれたりすると嬉しいし、無理にやりたいことを絞り出さなくて良いかなと思っている。

本当にやりたいことができた時、その時に適切な手段で叶えられたら良いのかなと!なのでまずは、目の前のお仕事に集中しようと考えている。

※下記の二項目は、記事を書いた時からさらに転職をしたため追記しました。

D2Cスタートアップでマーケティング(東京)


SaaS企業でマーケティング(東京)


以上、noteやTwitterで少しずつ話していましたが、私が過去にしてきた仕事や今していること・今後したいことを紹介させていただきました。まとめて書いているnoteがなかったので、あまり伝えていなかったところを重点的に書きながら仕上げてみました!

なんだか私の職務経歴書かつ過去に書いたnoteの総まとめみたいなnoteになりましたが、自己開示するのは自分のことを振り返る良い機会になりますね。

最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございます…!


この先、世の中も自分もどうなるかわからないですが、初心を忘れずに明日からまた楽しみながらお仕事をしていこうと思います。

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