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営業講座② 営業をする上で必ず気をつけるべき身だしなみ【MUPウサギクラス】

お客様にとって営業マンの第一印象、人の評価は身だしなみで決まると言っても過言ではありません。一番大事なのは身だしなみで〝損をしない〟ことです。あなたはきちんと〝損をしない〟身だしなみができているでしょうか。

①営業たるもの会社の看板

営業は提案が良ければいい、商品が良ければいい、そう思っていませんか? 

答えはNO。それだけではだめなんです。皆さん、それぞれ色んな商品を扱っていらっしゃると思います。価格帯も数百円〜数百万、ものによっては数千万と高額なものもあると思いますが、ここで一度振り返ってみてください。今、あなたが扱っている商品の金額に対して、あなたのその身だしなみは本当に適切でしょうか。

見た目というのは相手の印象を大きく左右します。例えばあなたが家を購入しようとしたとき、営業マンが半袖短パンで現れたら、あなたはその営業マンから家を買いますか? そんなフランクに数千万単位の取引なんてできないですよね。扱っている商品の価格帯が上がれば上がるほどお客様の身構える部分も大きくなります。「人もいいし提案も商品もすごくいいんだけど、服装はだらしないし髪の毛もボサボサ、なんかこの人だな嫌、生理的に受け付けないな。」など、身だしなみがNGで買ってもらえないということがないように、スーツでボタンもしっかり止めてシャツが出ていたりすることがないように必要最低限服装はしっかりとしましょう。

②営業の必需品

服装をきちんとした上で、営業として持っておきたい必需品が2つあります。

1. 電卓

お客様と商談の最後に「これもうちょっと安くならないの」とか金額の話をする時、電卓を持ってない営業の方結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。世代にもよると思いますが、携帯に不慣れな世代の方からすると、携帯ポチポチ触って金額提示は失礼に値する場合もあります。最初にお伝えしたように、営業はとにかく損しない身だしなみを心掛けたいので、電卓は携帯しておくことをおすすめします。あまり大きいものを毎回鞄から出すのもあれなので、ポケットに入るような手帳型の電卓などをポケットに入れておいて、いざお金の話になったときにサッと出して計算できるとスマートですね。安価で購入できるので、是非用意してください。

2. ボールペン

こだわりのボールペン、お持ちですか? お持ちでない方は、1本だけでいいのである程度いいボールペンを購入しましょう。例えば家や車を購入する時、お客様がサインをするペンがコンビニでも売っている100円のボールペンだったら、お客様の心持ちとしては微妙じゃないですか。ちょっと泊がつかないですよね。場合によっては、商品を購入することがお客様の人生に取って一世一代の大きなターニングポイントだったりすることもあります。そういうときこそボールペンひとつとっても、営業マンのこだわりを見せたいですね。普段メモをする時などはどんなボールペンでもいいですが、お客様にサインをしていただく時だけは胸ポケットのちょっといいボールペンをサッとお渡ししましょう。

※おすすめの代表的なボールペンメーカーは、パーカーさん、モンブランさんあたりです。

③マインド

〝自信を持つこと〟これが営業のマインドで1番大事な部分です。お客様からしたら、自信のないどこか不安げな営業をされたら「オタクの商品大丈夫なの?」ということになります。自信なさげな営業は誰からも買ってもらうことはできません。

では、どうやって自信を持てば良いのか。

そもそも人前で話すのが苦手な方もいると思いますが、ここに関しては何とかなります。〝そもそもなぜ自信なさげな営業になるか〟というところを考えると、どこか不安だからです。じゃあなぜ不安なのか、というところを突き詰めると、自身の扱っている商品の理解が100%じゃないからということが多いです。「何か突っ込まれたらどうしよう」とか。怖いですよね。自社の商品を紹介している時に答えられない質問をされて「うわ〜これどうしよう〜」ってなる時もあると思います。ですが、それを怖がっていると自信なさげに見えてしまうし、「こいつなんかわかってねーなー」ってお客様に見透かされてしまいます。なので、人前で話すのが苦手な方は特に自社の製品・サービスを徹底的に勉強して「四方八方どの角度から来ても何を聞かれてもしっかり答えられます、どこからでもかかってきなさい!」という状態にしていればしっかりと自信を持ってお話ができますので、どのお客様から見ても「この営業マンは自信を持って堂々と話してるから信頼できるな」と思っていただけます。何を聞かれても答えられる状態だったら、自信を持って話ができるじゃないですか。人前で話すのが苦手な方はまず自社の製品を本当に理解できているのかを見直してみましょう。

④基本の基本まとめ

・どの年代のお客様だとしても損をしない服装を。
・お金の話をするのであれば手帳型の電卓を携帯。
・サインしてもらうことがあれば、ちょっといいボールペンを。

次回は実際に営業していくにあたってのお話をします。