キンドル出版６ヶ月後にベストセラーを獲得した本について考察してみた

２月末に表紙デザインを承ったお客様のキンドル本が
６ヶ月以上経過した今、ベストセラーを獲得！
おめでとうございます！

こちらの本です。

区分マンション投資の基本: 不動産投資で失敗したくない初心者が最初に読む本

カテゴリーは
ドストレート超直球の「不動産投資」

不動産業者が書いた専門書をダントツで抜き
キンドルストアの有料カテゴリーで
堂々の１位、ベストセラーです。

素人さんの本が専門家の本に勝った！！！
す・すごい・・・(//∇//)

■ベストセラーを考察してみた

１：普通の人の体験談である

→ 『体験談こそ最強説』

不動産購入を検討している
読者の立場を考えてみます。

自分より先に大金をはたいて
大きな買い物をした人が
成功したのか？失敗したのか？

どちらの結果にしても知りたくありませんか？

不動産業者から聞く話ではなく、
「自分と同じ立場」の購入者の体験談。

しかも、

30代半ばの普通の会社員が
2019年の夏に（オリンピック前に）
35年ローンで約4,500万円の借り入れて
東京都内の1Kマンション2部屋を購入した話
ってリアリティありすぎで、ワクワクしますよね^^

読者の「知りたい欲求」を
見事にクリアしています。

２：キンドルSEO対策が万全

→ タイトル・サブタイトルが
検索需要にバッチリあてはまっています。

著者が伝えたいことと
読者が知りたいことがピッタンコ！

タイトル・サブタイトルに含まれたキーワードが
まるでマグネットのように
読者をひきよせたんですね。

３：表紙が本の内容と著者のイメージにあっている

→ ガツガツしていない、普段の著者さんの人となりが
イラストから伝わってきます。

こちらの本はわたしがデザインを
担当させていただいたのですが
イラストは著者さんがピックアップされました。

キンドル本は「表紙が派手で目立てば売れる」
というものではありません。

・安心感がある
・信頼できそう
・信憑性がありそう

読者は本を読む前に、このような感情を
「潜在的に」「無意識のうちに」
表紙から感じ取っているのです。

電子書籍の表紙は
ぱっと見の第１印象がキモ！！！

表紙デザインが目指すテーマ

「考えるな！感じろ！」
by映画『燃えよドラゴン』ブルース・リー

↑今、思いつきました。

４：ターゲットが大勢いる売れるテーマだった

→ 投資系の本はニーズが高いです。
情報を必要としている人が多いので
「読者数のパイが大きい」といえます。

３連休の最終日に
ベストセラーを獲得したということは
不動産投資を検討している人が
それだけたくさんいたということですね。

■ベストセラー考察まとめ２

SNSでガンガンに宣伝しなくても
ニーズにハマった本は売れます。

もちろん、売るための施策は必要ですよ^^

こちらの著者さんはベストセラー本を多数出している
キンドル出版のベテランなので
大事なポイントはおさえていらっしゃることでしょう。

ガツガツ宣伝しなくても、
読んで欲しい読者に読んでもらえる本

こういう本の作り方と売れ方は理想的です。

SNSが苦手、宣伝する媒体がない
という方もあきらめないでくださいね。

本当に良い本は
キンドルストアに訪れた読者が
勝手にダウンロードしてくれます。

そして、Amazonが追い打ちをかけるように
宣伝してくれるようになりますよ。

そこをわたしは目指しています！！！
売れるキンドル本を一緒につくりましょう！

Kindle売れ筋ランキングなど、本の売れ行き集計データは
１時間ごとにアップデートされます。

そのため、ランキング１位・ベストセラーも
『瞬間』に獲得できることがあります。

もしかするとあなたの本も気がつかない間に
ランキング１位・ベストセラーを獲得しているかもしれませんよ。