残念なキンドル作家さんのあるある話

こんにちは。
キンドル出版サポーター
自動収益化推進派のあゆです。

今日は、キンドル出版サポートの現場から
残念なキンドル作家さんのあるある話をします。

そして、キンドル出版サポーターとしての意見も。

もしかして、キンドル本を出版している方は
『そんなこと知ってるよ。常識でしょ！』
とタカをくくっているかもしれません。

でも、ホントにそうなの？？？

ということを
さっき、お昼ごはんの買い物ついでに
散歩しながら感じたので
こうしてnoteに綴っています。

では、さっそく・・・

キンドル本のタイトルは13文字

『タイトルは13文字がベスト』という話を
聞いたことはありませんか？

先日、あるキンドル作家さんから
タイトル付けのご相談がありました。

その作家さんは、どうしても絶対に
『13文字にしたい』とおっしゃるのです。

「なぜ、13文字なんですか？」
と（大体の理由はわかっていながら）質問すると

案の定、
「タイトルは13文字がベストと聞いたから。」

という答えが返ってきました。

うーーーーん。このキンドル作家さん・・・

売れるキンドル本にするために
めっちゃ情報収集してる！えらい！

でも・・・

情報の丸暗記はダメ。
あなたの実力になりません。

なぜなら

本質がわかっていないから。

「タイトルは13文字がベスト」だと言われる所以は
Yahoo!ニュースのトピックに並ぶ記事タイトルが
13文字ほどで収められていることからきています。

Yahoo!ニュースのトップページには
興味付けできそうな13〜14文字程度のタイトルが
つらつらっと並んでいます。

あなたもネットでYahoo!ニュースのサイトを
みたことがあるならわかりますよね。

あの、ごちゃごちゃしたトップ画面で
だらだらと長いタイトルはつけられないし
（トピックスの見出しの文字数は
最大13.5文字から14.5文字と決められています。）

京都大学大学院の研究によると
人が目にして一度に知覚できる文字数は
9〜13文字程度だといわれています。

たったの13文字程度で
大衆の興味を引かないといけない
なおかつ、どんなことが書いてあるかを
アピールしないといけないYahoo!ニュースのタイトルは
言葉の選び方も並べ方も考え抜いたもののはず。

でも、あなたのキンドル本のタイトルはどうですか？

13文字の日本語で
興味付けと内容紹介ができていますか？

逆に、要らない余計な言葉は入っていませんか？

「タイトル」と「13文字」の本質を知っているなら
『タイトルは何がなんでも13文字！』
と、かたくなにこだわることはありません。

少しくらいオーバーしても
少しくらい短かったとしても
タイトルの目的が果たされていたらOK！

タイトル付けのコツについては
またの機会にゆっくりお話ししますね。

そして、もう一つの
残念なキンドル作家さんのあるある話。

1行の文字数を少なく改行し空間を空ける

これ、正論です。
間違っていません。

でも、本のジャンルによってはNGです。

はい、ここであなたに質問です。

1行の文字数を少なく改行して
空間を空けるのはなぜでしょう？

わたしの答えはこちら↓

読み手にストレスを与えず
スラスラ〜ッと『流し読み』してもらうため。

WEB媒体の文章は、横書きが主流です。
ブログにしてもSNSにしても横書きですよね。

文章は左から右に書き綴るため
当然、それを読む人間の視線も
左から右に移動します。

その移動距離が短いと
視線は下に移動するだけで良いので
読むストレスがかなり軽減されます。

1行の文章が長いと、
左から右へ視線の移動距離が長くなるため
目と脳が疲れるんです。

つまり、
一種のストレスを感じるわけですね。

なので、
さらっと気軽に流し読みしてほしいという本には
『1行の文字数を少なく改行し空間を空ける』
という見せ方が適しています。

一方、
『1行の文字数を少なく改行し空間を空ける』
という見せ方がNGなのは

小説やエッセイ、論文タイプの長文の本です。

じっくり文章を読んで
●想像して楽しんでほしい
●理解して学んでほしい
●熟読して脳に定着させてほしい

こういう目的の本は
1行の文字数を少なく改行すると
文章が短すぎてぶちぶち途切れるため
途端に読みにくく感じ、頭に残りません。

なので、1行に入る文字数を気にせずに
1段落に2〜3文を続けて入れる方が読書が進み、
じっくり読んでもらうことができます。

大手書店から出版されている
有名な作家さんの電子書籍版を見たら
一目瞭然ですよね。

なので、何でもかんでも、どんな本でも
『1行の文字数を少なく改行し空間を空ける』
というのが正解というわけではありません。

あなたの本のジャンルと
どんな風に読んでもらいたいのかを考えて
読みやすいスッキリとした見せ方に編集してくださいね。

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