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お洗濯迷子さん必見!洗濯沼。新たな趣味、ナチュラルクリーニングという洗濯。

肌が弱い私は、今までいろんな洗濯方法を試してきた。

私と洗濯の歴史を書き留めておこう。

合成洗剤+柔軟剤

結婚直後は、洗濯の知識もなく、いわゆる当時の「普通の洗濯」をしていた。
当時の合成洗剤は粉で、お中元やお歳暮で実家に送られてくる「洗濯洗剤セット」を持って帰らせてもらい、何の疑問も抱かず洗濯していた。
汚れ落ちは、可もなく不可もなく。
記憶にない(汚れ落ちに関しては困っていなかったのだろう)。

粉石けん時代

アトピーが酷かった私は、あらゆるものを見直していました。
洗濯は「石けん」がいいと知り、試してみようと粉石けんを使い始める。
これが、なかなか大変でした。
石けんがいいのはわかる。
わかるから使いたいんだけど、上手くいかない。
石けん洗濯は「泡」が必須。
泡いっぱいにして洗濯する必要があるんだけど、泡立たせるまでが大変。

当時、ドラム式洗濯機を使っていた我が家。
衣服を入れて、洗剤投入口に洗剤を入れ、洗う。
ただ、粉石けんの場合は、洗剤投入口に入れられないのです。
使用量が多すぎて。
直接洗濯槽に粉石けんを入れて、スイッチポンすると、泡立たない。
結果、白い石けんのカスが衣服について、洗い残しがあって家族からブーイングがある。

じゃ、先に洗濯槽の中で粉石けんと水で泡立たせておいた中に、洗濯物を投入しようか?と思うのですが、ドラム式洗濯機の場合、途中で蓋は開けられない仕組みです。
で、思いついたのが、
①衣類を洗濯槽の中に入れる。
②プロテインシェーカーに粉石けんとお湯を入れてシェイクして泡立たせたものを洗濯槽の衣類の上におく(これを3回~5回くらい作った)
③蓋を閉めて普通に洗濯。

これで出来ないわけではないのですが、なかなかに手間なのです。
毎回洗濯機の前でシェーカーを振っていると、そこら中水浸しになることも多くありました。
洗濯に疲れる毎日です。
しかも、こんなに苦労しても、なぜかやっぱり衣服に石けんかすが付いてる……
なぜ?

セスキとの出会い

そんな時、「セスキ炭酸ソーダ」の存在を知ります。
セスキは油汚れ皮脂汚れに強く、我が家の育ち盛りの子どもたちにぴったり!
泡立たせる必要なし!
セスキ洗濯の時代が長く続きます。
(その間にドラム式が壊れ、縦型洗濯機に変更!これが正解だった!)

しかし、「洗濯物の臭い問題」に直面します。
な~んか、臭う。
育ち盛りの子どもたちの汗の臭いが消えない。
柔軟剤の臭いは吐きそうになるので、使いたくない。
クエン酸にアロマオイルを入れてみたり、干して乾いた衣類に、アロマのスプレーを振りかけてみたり。
それでも臭いが消えない。
仕方ない。
妥協して、柔軟剤を少量使う作戦にしたら、家族からのブーイングも消えて、平和になったので、何年間かは柔軟剤を使うことになりました。

マグネシウムの粒、登場!

そんな時、「マグネシウムの粒」を知ることになります。
マグネシウムの粒を洗濯槽に入れると水がアルカリ性になって汚れを落とすって?
そして、マグネシウムの粒は粒自体を洗浄したら半永久的に使えるって?

そりゃ、使うでしょう~!
たまに洗い残しがあるような気がしましたが、ま、そんなもんでしょう、落ちない汚れもあるよね、気にしない~。
臭い問題は、引き続き解決しないので、少量の柔軟剤で対処していました。

マグネシウムの粒でホントよかったと思うのは、洗濯槽が汚れにくいこと。
これはすごい。

ナチュラルクリーニングに出会う

マグネシウムの粒時代は、軽い汚れにはよかったと思うのです。
でも、部活の道着、汗がしみこんだ衣類には、ず~っと困っていました。
なので、酸素系漂白剤での煮洗いをたまにして、臭いを消していました。

実は、マグネシウムの粒時代に、「ナチュラルクリーニング」というものがあることを知ってはいたのですが、マグネシウムの粒で7割ほど満足していたので、手を出さずにおりました。

でもやはり、どうしても汗の臭いをなんとかしたい。
柔軟剤に頼らないお洗濯を体験してみたい。
昔挫折した石けん生活を復活させてみたい。

そんな欲望がムクムクと湧いてきて、ついに「ナチュラルおせんたく大全」という本を購入しました。

結論。
買ってよかった!
買ったその日から、我が家はナチュラルクリーニングです。
石けん、重曹、酸素系漂白剤、セスキ炭酸ソーダ、クエン酸。
これだけで、見事汚れも、臭いも落ちました。

ただ、ナチュラルクリーニングには少しのコツが必要なのです。
なぜ、これらを使うのか。化学的にも解説されています。

そして、過去、私がしていた洗濯が、なぜ上手くいかなかったのかが理解できました。

洗濯機は「万能の箱」ではない

スイッチひとつで洗濯は、できない。
合成洗剤や柔軟剤を使わずに、身体にも環境にも優しい洗濯ができるなんて、幸せでいっぱいです。

昔、子どもたちが小学校の給食エプロンを持ち帰った時、柔軟剤のにおいで吐きそうになったことがありました。
町ですれ違う人からも、キツい柔軟剤の臭いがして、その場がなんだかもやがかかったようなこともありました。

世の中に「ナチュラルクリーニング」が広まって欲しい。
洗濯迷子になっている人には、ぜひ読んで欲しい本です。
正直、少し手間です。
だけど、手間を遙かに上回る感動があります。

私は今、毎日洗濯で感動しています。

洗濯で、こんなにも幸せが感じられるなんて。
生活の質が変わりました。

今まで石けん洗濯で失敗してきた人。
合成洗剤や柔軟剤を使いたくないと思っている人。
肌荒れに悩む人。
そんな人たち、まずは
「ナチュラルおせんたく大全」
を読んでみてください。

きっと今すぐ始めたくなると思います。

本橋ひろえ先生!
素晴らしい本をありがとうございます。






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