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KELLYさん②〈私がもらった太田賢吾さんの思い出〉

前回までにも書きましたが、やはり私の考える賢吾さんの真骨頂って守備なんですよ。パ・リーグTVなんかでよく纏めてくれてたファインプレー集を延々と見ていられるタイプなので、守備の上手い選手って大スターなんです。こうして改めて書いてみると、私はバンバン打ちまくる選手より、シンプルな投手と堅実な守備をする職人タイプの野手が好きなようです。更に賢吾さんの大好きなところは『派手じゃない』ところ。実はものすごいプレーなのに、いつものテンションで捌くところ(恐らく恥ずかしがりの性格も手伝っている気もするw)と、プレイスタイルについての『スキ』をつらつらと纏めたところで、ここから賢吾さんの思い出を書いておきます。超恥ずかしがり屋で、可愛らしい雰囲気が伝われば良いですな。

昨年のファーム北海道遠征の時(この時はファームでした)試合終わりでとりあえず帰りのバスを見送ったのですが、窓際に座っていた賢吾さんに向かって懸命に65ユニ掲げていたわけです。まあ〜〜〜〜〜〜とにかく知らんぷりかましてるわけですよw ついには寝たふりですよw えええ?なんなん?けんごお!ってなったんですが、それでも多少というか、大いに気になるのか顔を伏せながらもチラッチラッて自分のファン確認してんですよwww 後ろか隣にいた姫ちゃんか沼くんだったか(うろ覚え)に「おい!あそこでファンが手振ってるぞ!見ろ!」みたいな感じでバンバン叩かれてた。それでも無視決め込みつつもチラチラ……そんなシーンを見てポカーンとバスを見送る私(どこまで恥ずかしがり屋なのか)

それから10日ほど経ったある日、無事に賢吾さん一軍に戻った後の札幌ドームにて。その日はフィールドシートからの観戦で、至近距離でのキャチボ、アップに鼻血流しながらの観戦でした。無事に勝利し、試合後のサインボール投げ込みでこの日は背番号65の北海道アンビシャスユニ(多分目立ってたはず)を掲げ、横にいたみかこと必死に名前を呼びました

「ケリー!ケリー!」⇦みかこ 

「け…けんごくぅん…(消え入りそうな声)」⇦私

するとちゃんと気付いてくれた(恐らくみかこのおかげ) 

( ・∇・)あ・・・→(・Д・)うんっ!って頷いてくれてからの下手からふんわり私の手の中にさすがのコントロールで投げてくれた(この間スローモーション)周りにいらっしゃった他のお客さんたちもこの一部始終をあったかく見守ってくれた上に「よかったねえ」って言って下さったりで賢吾のおかげでかなりの幸せ空間になりました。一生の宝物をどうもありがとう。

それまでファンサについては愛想なし塩対応けんごと聞いていたけども、自分のことをちゃんと応援していると分かればこんなに丁寧で誠実です。ただの超絶恥ずかしがり屋なだけです。そんなこんなですごく安心したりもしました。うん、賢吾はそれでいいよ。しっかり自分の応援してくれる人達に恩返ししてね。

飛んでトレード後年明けの浦添。本当はハムのキャンプ行きを計画していたのですが、こうなった以上急遽予定変更で浦添へ・・・(これも大変だった)キャンプイン前日の交流会へ!まだこの頃は「おおたって誰???大田泰示じゃないの?」みたいなことを言われていた知名度皆無な頃なので、ほぼフリーでご飯食べてた賢吾さんw 誰も行く様子がないので仕方ないから思い切って話しかけに行きましたよ・・・やはり想定通りの反応に笑いましたけど

私「札幌から来ましたよ…」

ケ「あ…」(何かを察した)

ケ「うぃ〜〜っす…」そそくさと去ろうとする

私「ちょ!待って!とりあえずお写真を…」

どうにか並んでの写真撮ってくれましたw 大丈夫です。ちゃんと笑顔でしたよ。びっくりしたよもう…その後は他のファンの皆さんともなんとか談笑しながら応対しているのを確認し、ホッとして遠巻き(でもなかったかなw)に見守りました(止まらぬ母親感)更に入団後の戸田にて何かと面倒見てくれていた様子のおっくんにもご挨拶して、図々しくも賢吾さんも含めてのスリーショットもお願いしてしまった。おっくん本当にありがとう。

色々こうして掘り起こしてみるとまた切なくなってしまうと同時に、これら全部の私にとっての宝物を思い出す度に幸せな気持ちになる。どんだけ感謝してもしきれないくらいのものをもらったよ。もう今後は去年までのように簡単には会えなくなっちゃったけど、この日本の端っこから変わらずに祈り続けておりますので、新たに出会ったたくさんのファンの皆さんを幸せにしてくださいな。

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